- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062158855
作品紹介・あらすじ
ぼくはシャボン玉のあの子に恋をした。それは触れただけでパチンと消えてしまう、あまりに儚い恋だった-。YA文学をリードする、梨屋アリエ最新短編集。
感想・レビュー・書評
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シュールですね。ちょっとズレた感覚が。
背景となる設定は、よくこんなことを想像するな、と感心しきり。作家ってすごい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。いずれもちょっとシュールな設定は、カフカみたいな感じだけど、主人公が中学生で、ちょっとコミカル。
梨屋アリエってこんな感じのを書く人だっけ?
2018/10/31読了。 -
仕事とはいえ、なんでこんな本読まねばならないんだ(涙)。
ま、中高生には響くのかもしれない。それはわからない。 -
中学生の頃に読んでれば理解しやすかったかな
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Twitterのフォロワーさんにおすすめしてもらった本。表紙の雰囲気が好きだ。普通の日常のなかの非日常な短編集。短編集なので、どの話から読んでも大丈夫なのが嬉しい。独特な世界観で面白いけど、中・高校生の間に読めていたらもっと面白く感じられたと思う。
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毎度毎度のことですがカスヤナガトさんのイラストに惹かれて。ティーン向け(とりわけ女子)の作品なんだけど一筋縄ではいかないとても不思議な短編集。全編とも揺れ動く繊細なティーンの感情プラスちょっとSFちっくな展開。表題作はいつかの世にも奇妙な物語でやっていた『美女缶』みたい。2011/591
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ピアニッシシモの断片的な記憶とは合わなかった。
完全に忘却の彼方…
今回の作品は、
なんか…怖い。
ホラーじゃなくて、なんというか、リアルに非リアルが何の躊躇いもなく埋め込まれてて
自分の中の非リアルな部分がリアル化したような。
そんな怖さ。
短編が4本入っていたけどすべて同じテーマに向かって書かれているように感じた。
若者の単純で複雑なココロ。コイスルキモチ。 -
不思議なお話。
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自分のイヤな部分だけ取り外せば清く美しい自分になれるはず、と思ってしまった女の子。シャボン玉の中の理想の女の子に恋をした男の子。自意識と自己嫌悪をこじらせる情けなくもいとおしい中学生の日常は、いつの間にか彼らを少しだけ現実離れした世界へと連れて行く。