- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062159128
作品紹介・あらすじ
平安王朝人の仮名古筆から江戸庶民の古文書、現代の手紙まで…。読みながら、なぞり書きしながら古文書解読の基礎が学べます。
感想・レビュー・書評
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スマホを使うようになって、文字を書く機会がめっきり減った。でも、文字を書くことは魅力のあることでもあるし、書かないと字は下手になる。生活の中で少しずつ文字を書く時間を作れないものかと考え、くずし字の練習をしたらいいのではないかと思いついて図書館で借りてきた。
この本は取り上げられている題材や、ところどころに挿入されている四コマ漫画が好きじゃないので、また別の本を借りることにするが、文字を覚えたいなら体にしみこむまで反復練習を続けるという基本を思い出したのでよしとする。
あいうえお一覧を見てて気づいたけど、ひらがなのもとになった漢字は、文字伝来の初期からあったものなんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
入門とあり基本中の基本なのだがこれを習得するだけでも大変そうである。視覚情報を覚えるのが得意な人はこの本だけでもかなりのものが読めるようになると思う。でもわたしのように聴覚に依存する度合いが高いと、本の内容は読めば理解できるけど身に付かない典型というか、読んで終わりになりそうである。
やはりわたしのようなタイプの早道は実際にくずし字を書いてからだで覚えることなのかな、と思った。この本には別に実践編もあるのだがそのへ辿り着くまでにはかなり通そうである。
説明はわかりやすく、身に付くヒントもありよい入門書だとは思う。ただ本にも書いてあるように数をこなして慣れることが一番なのも事実。学ぶきっかけとしてどうぞ。 -
美しい文字に乾杯。
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原文と先生の解説を見比べながらページを進めると、何とか読めるような気にさせてくれる。優しい入門書。