15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法

著者 :
  • 講談社
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  • レビュー :28
  • Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062160094

作品紹介・あらすじ

「お刺身」と聞いただけで生ツバを飲みこむ私たち。でも「死んだ魚」と聞くとどうですか?どうして言葉ひとつで、こんなふうに違って感じるのでしょう?毎日、何気なく使っている言葉。そもそも言葉ってナニ?金田一先生が楽しくお話ししてくれました。日本語力をアップさせる秘訣も伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 子供に読ませようと思って借りてきた。

    読み易い文章。
    全体の構成も良くて、秀穂氏にとても好感が持てた。

    言葉というのは、文章を上手に書いたり上手に話したりするだけでなく、自分の頭の中で物事を考えるために必要。語彙が豊富だとそれだけ思考が明確になる。

    絶対に子供に読ませよう。

  • 久々に出会った良書。
    言葉のハウツー本ではない。

    言葉とはそもそも何か。
    なぜ、言葉をつかうのか。
    言葉がなかったらどうなってしまうのか。

    専門的な内容を中学生が理解できるよう、
    わかりやすく書いてある。

    日本語上達法というよりも、言語の教科書。

    金田一の名前と、講談社の本気を見た。
    講談社創業100周年記念企画

  • お父さんの金田一春彦先生がとっても好きだった。
    この先生は若者の言葉の乱れを追及する番組で
    「言葉は変わるものですからね。
     長く使われれば、それが当たり前の表現になる。」
    と、サラッと言った人。なんて、おおらかなんでしょう、なんて柔軟なんでしょう。
    その先生を父として、さらにはおじいちゃんが金田一京助。
    すごい家系だ。
    15歳でこの本に出会っても、正直あんまり感銘はうけなかったかも。それくらい15歳は、いろんなことに大忙しだ。
    だけれど、こんなことを言った人がいる、
    ということを知っていること、それで、いいのかもしれない。
    人を傷つける言葉も、人を救う言葉も、
    どちらも使えるけれど、使うのは自分だ。
    言葉に傷つけられるのも、救われるのも自分。伝えたいことを、伝えたい人に、伝えられる言葉を選ぶ。

    そんな風になれたらすごく素敵。すごく豊か。

  • 日本語の話よりも著者の学生時代の話が印象深かった。

  • なかなか良き日本語入門書

  • 会話術、なんかではなくてもっと根本的な話。なので会話のコツとかノウハウを求めている人には期待はずれかも。私はこの手の話が大好きなのでとても興味深く読めました。読みやすく書かれているけど、その中身はなかなか難しいこと言ってるな〜と。
    「言葉」というのは人間が生きていく上でなくてはならないものだからこそ、とても大きな力を持っていて、使う方も注意しなければいけないし、それを受け取る側もきちんと考えた上で受け止めなくてはならない。後半、温暖化のくだりと外国語の話はハッとさせられました。自分がいかに周りの言葉に影響されているのか、一つの視点からしか見ていなかったのか……。
    ティーンだけでなく大人が読んでもとても読み応えのある本だと思います。

  • 言葉に関するあれやこれやのお話はぜひ15歳で知っておいてほしいものだけど、著者の生き方までマネされたら困るよなあという印象。著者が自称不遇な少年時代を過ごしながらも今ここまでの大家になれたのは、著者の生まれが良かったからってのが最も大きい要素だと思うので。

  • 学者の家に生まれ当然のごとく学者になったと、思っていたが、実は全く違っていた。こんなところが興味深い。

  • なんというか、こういう中途半端な本を書いてはいけないな、と思った。ただでさえ祖父と父の威光で高名ではないのかと思われてるんだから、子ども向けの本でも、もう少しちゃんと書くべきでは。
    エピソードは面白いけど突っ込みが足りなすぎ。
    この程度の日本語研究者なら山ほどいる。
    有名なだけあるね、と思わせないと。

  • 「言葉とは何か」に、端的に答えた一冊。

    日本語上達法、と銘打ってはあるけれど、実際は言葉で考える技術の磨き方が述べられている。
    私たちは言葉で捉え、考え、発する。それをどう使いこなしていくかが「日本語力」。そういう意味での技術を、これからは鍛えていかねばならない。

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