つづきの図書館

  • 講談社
4.12
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本棚登録 : 870
感想 : 178
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062160100

感想・レビュー・書評

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  • ドラマチックな展開だった。大人が読んでも物足りた。桃さんや王様のキャラクターが良い。オオカミ(ロボ)の話が好き。

  • 以前、職場の先輩に勧められた本を今更ですが、読んでみました。
    いい話でした。

  • 不思議なお話なのに無理な展開が少しもなく、読後感がとてもよかったです。読み終わったら図書館に行きたくなりました。

  • 児童文学の形を借りた家族小説のように読めた。大人こそぐっとくる話。

  •  四方山市の下町別館の司書になった桃さんの前にあらわれたのは、絵本の中から出てきた“はだかの王様”!司書である桃さんに「つづきが知りたくてたまらん。」と声をかけてきたのだ。でも、王様が知りたいのは、本のことではなく、青田早苗ちゃんという女の子のつづき(その後のこと)だった…。

  • 子どもは面白いのかな?って思うぐらい自分が面白かった。
    40代、図書館勤務、ツボだわ〜( ̄▽ ̄)
    奇想天外ながらラストはなるほどな展開で、じんわり。

  • 児童書とはいえ内容は大人でも読みごたえあり。
    物語の登場人物達が、読み手のつづきを知りたいという設定が面白かった。

  • チビ1号、移動図書館にて

    2013/02/15
    チビ1号、移動図書館にて、2回目

  • 主人公「桃さん」はイイお年の女性。
    勤務先の倒産を機に、見も知らぬおばの家に身を寄せる。古びた図書館で働くことになるが、はだかの王様やオオカミなど、絵本から出てきたキャラクターに囲まれるハメになり…。
    最後、キャラクターたちは消え、おばさんは息を引き取り、桃さんはまた一人になった。でも、この町に来る前の桃さんとはもう違う人間になっていた。
    面白いけど、キャラクターがリアルすぎてちょっと引く。YAならもう少し子ども向きが希望。

  • 図書館:楽しみにしてた本で、やっと読めました。面白かった!この著者は、昔から大好きで、はずれが無い気がする。図書館という設定がもう十分魅力的で、懐かしい絵本も登場してより楽しめる。物語が進むうちに、桃さんや王様達がどんどん好きになっていました。最後の探し人の展開もなかなかです。桃さんのその後が気になりますが、きっと幸せになるような気がする。『はだかで、図書館に来てはいけません』には笑ってしまいました。

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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