波枕 おりょう秘抄

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 24
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062160438

作品紹介・あらすじ

龍馬暗殺。熱き男に愛された女の幸せは、儚くも奪い去られた。忘れえぬ龍馬の面影。残された妻・おりょうの怒涛の後半生とは。

感想・レビュー・書評

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  • 龍馬の愛した女性の人生に興味が有り今回この作品を読んだ
    おりょうの立場からその人生を辿るとこんなにも悲しく、切ない物語になるのかと思った。
    龍馬がただ一人妻として愛した女性の生涯。

  • 2018年6月14日に紹介されました!

  • 今もなお多くの人に影響を与え続けている、魅力あふれる龍馬に出会ったおりょうのその後。
    長く寄り添った後の夫との暮らし、次第に酒に溺れる姿など哀れを誘う。
    早逝したがためになまじっかの人間ではたちうちできなかったのだろう。
    フィクションと史実の間が知りたいと思えた。

  • 坂本龍馬のおりょうということで読んで見た感じ。
    これまでの知識と相違があるが、最近の本であり、資料も豊富なのでこちらが正しいのか?
    創作であるので文句はないが、龍馬関連は知っていることなので気楽、おりょうに関してはこんなものか

  • おりょうさんには悪いけれど、龍馬が終わった時点で私の中のおりょうさんも終わっている。その後なんて知りたくなかった。

  • 光輝く龍馬と過ごした日々はたった3年間だった。
    失った年月はなんと長いことか…
    龍馬の妻と呼ばれた、“おりょう”さんの長い物語。

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著者プロフィール

1944年、福岡県北九州市生まれ。
同志社女子大学英文科卒業。商社勤務ののち、90年、尾形光琳の生涯を描いた「雁金屋草紙」で第一回時代小説大賞を受賞。
主な作品に、「あがの夕話」「後朝」「萌がさね」「想ひ草」「蔦かづら」「一葉」「漱石の妻」などがある。
また、近著の「兄いもうと」では、妹・律の視点から正岡子規の壮絶な生涯を描き切り、子規の解釈にも一石を投じた。

「2014年 『花筏 谷崎潤一郎・松子 たゆたう記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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