佐野洋子対談集 人生のきほん

  • 講談社
3.86
  • (37)
  • (65)
  • (49)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 389
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062160902

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 怒りが根本にある西原さんと佐野さん。いくつになっても性格はかわらんものですね。自分の人生を笑いなく赤裸々に語る西原さんが珍しい。

  • 佐野洋子×西原理恵子、佐野洋子×リリー・フランキーの対談二本立て。西原理恵子「スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八起き編」を読んで、ぜったい手にとりたい、と思い。目に留まったのはやはり、佐野×西原対談のほう。人並みはずれてパキッとした二人だからこその言葉の応酬にしびれる。/「子どもに手をあげることもなく、人として死ねることがすごくうれしい」と言ってました。p.19(西原)/だいたい生きることがそんなに価値があることか、と思う。人の臓物を取ってまで生きる、それほど生きるのがたいしたことかって思う。(略)モーツァルトだってダ・ヴィンチだって、死ぬときは死ぬんだよね。そうじゃない人は、ぜんぜん忘れられて死んじゃって、それが自然なわけじゃない?p.40(佐野)/昔、夫とギャンブル行ったとき、夫が「ちっともおもしろくない。戦場のほうがエキサイティングなギャンブルだよ」って言ったんです。p.50(西原)/(恋愛について)ありゃ病気だよ。発作つきの病気だよね。私、「これ」って狙ったら、絶対に落とさなきゃいやなの。p.78(佐野)/はめて遺伝子交換したほうが、よりその人の人生がすべてよくわかるでしょ。一晩中話すより、一晩中はめちゃったほうが、情報伝達がすごく早い。わかりあえて、いっしょにいやすいんですよね。p.80(西原)/自分で自分を変えない人、変えられない人、変えようという気がない人、それは結婚に向いてる。それから文句ばっかり言う人も向いてる。一生文句言ってる人は向いてる。なぜかというと、文句言わないで自分で解決する人って、離婚もちゃんと判断しちゃうわけよ。p.88(佐野)/「あらあなた またおしゃべりしにいらっしゃいよ」と別れぎわに言っていただいた。p.169(西原)

  • 佐野洋子と西原理恵子のがっぷり四つトークが最高。二人が口にするやさしさと愛はとっても格好良い。
    さまざまな表現方法を持つ、三者それぞれの視点がまじりあって、どんどん展開していくのをもっと長く見たかった!と、残念な気持ちにもさせられる一冊。

  •  「おじさんのかさ」って佐野さんの作品だったんですね。「100万回生きたねこ」も子供の頃読んだきりで何もわからなかったけど、また読んでみよう。
    3人とも壮絶な人生なのにカラッと語られていて引き込まれる。会話がかみ合っていない気がしたけど(笑)

    佐野さんの無欲ぶりにびっくり。私はどうあがいても西原さんだなー。

    話の内容は覚えていなくても楽しめた飲み会みたいな本。現実を大きく包む充足感が残った。
    締めがリリーさんで良かった。

  • 武蔵野美術大学つながり。
    西原理恵子とリリー・フランキーとの対談。
    後者は「東京タワー」を読んだ佐野からのオファー

    体調悪化により後者との対談は少し短い。

    西原の部分はデジャブ感がある。
    鴨ちゃんの話や上京当時のこと。

    リリーフランキーの話
    井上陽水のエピソードが好き。

    家族は知らないけれど
    愛人の骨入りお墓

    余命宣告の日にジャガーを買う。
    ブリティッシュグリーンに鳥のフン
    佐野が世田谷に墓を買ったというのはちょっと意外。

  • サイバラと佐野洋子のそれぞれの親子関係のことは他の本で読んでいたので、それらの再確認に終わった。リリー・フランキーの父親がリリーいわくの「ムードの人」というのがすごくイメージがしやすい表現でおもしろかった。

  • もっと絵本の事が色々語られてるのかと思いきや…でもリリーさんもサイバラさんも佐野さんも好き☆続きも盛り上がりそうだったのに残念。

  • 佐野洋子がこんなに機嫌よく人の話を聞いてあげられる人だとは、ちょっと驚き。自分のことを気分よくしゃべりたくて対談したのかと思ったけど違った。
    もっと長生きして第二段やってほしかった。

  • 佐野さんと同じく武蔵野美大卒業生の西原理恵子、リリー・フランキーとの対談。個性の強い二人だから、佐野さんの毒舌に乗ってさらに面白い会話に。ぽんぽんと凄い話が出てきてしまう。

  • あ”-っ
    私なんで佐野さんが生きている間に佐野さん読まなかったんだろう(エッセイ方面)?
    本当、亡くなって追悼でぶわっと出てから読み始めた感じで。
    ばかだ、ばかだ、ばかだ
    すんごい好きです。
    ありがとうございます。
    リリーさんとの対談のお写真のお召し物がいいなぁと。本当、素敵な方だったんだな……もうそろそろ一年なんですね……

全76件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。おもな著作に、絵本『100万回生きたねこ』『わたしのぼうし』、童話『わたしが妹だったとき』、エッセイ『神も仏もありませぬ』など。2010年没。

「2019年 『はればれ、お寿司 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐野洋子の作品

ツイートする