ピストルズ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 931
レビュー : 116
  • Amazon.co.jp ・本 (674ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062161169

感想・レビュー・書評

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  • 神町サーガ第2弾。植物が好きなわたしにとって設定はストライクゾーン。意識した文体で語られる物語を堪能。ノンジャンルで渾身の力作。

  • 神町サーガ。すてきだ。
    ピストルズじたいの長さもあると思うんだけど、シンセミアからグランド・フィナーレから、とその流れの大きさに読了後だけじゃなくて読んでるあいだもカタルシス。

    『ミステリアス・セッティング』読む前だったので、ラストがいまいちぴんと来なかったかな。やはし作者の意図する順番で読んだほうが効果は高いよねぇ。つって『ニッポニア・ニッポン』(だっけ)もまだだ。
    順番まもらないのも、穴あきの地図を埋めてくようなわくわく感はあるね。穴があいててそれが埋められることがわかってるの

  • 2010.6.4
    660ページにわたる胡散臭さ満載のファンタジー。

  • 斜め読み。

  • 読み応えのある作品。予備知識無しで読み進めていったので、菖蒲家の不思議、一子相伝の奥深さに次第にのめり込んでいった感じ。
    一語、一語に気持ちが込められ、作者の想いが凝縮されている作品だと想いました。

  • 期待値が高かっただけに、肩透かしも大きかった(勝手に感じただけだが)。
    結局、通しての読み方が分からぬままに終わってしまった印象。
    話の終盤、“昨年夏の出来事”の説明に入ってからはそれなりに喰いつくことができたが、それに至るまでのファンタジックな描写の楽しみ方がどうしても分からなかった。
    「シンセミア」が気に入ったからといって、こちらが肌に合うかどうかはまた別の問題。

  • 阿部和重の傑作長編。
    文体がおもしろいな。

  • うわぁ~濃いです濃厚、濃密。 
    ドラッグ、コミューン、ヒッピー、呪術、退廃的な匂いをプンプンさせて不穏な雰囲気の中に漂う緊張感。
    仕掛けたっぷりの壮大なインチキ物語。
    阿部流マジックリアリズムに読み終わったあとしばし呆然、酔ってしまいそうです。
    「愛の力」どこからともなく歌声が聞こえてくる・・・

  • ダヴィンチで取り上げられていた本。興味津々。

  • 菖蒲一族にまつわる1200年に及ぶファンタジーサーガ。植物や鉱物を使って秘術をあやつる物語は面白く、分厚い本だったが嫌にならず読めた。秘術の継承が主軸で、そのぶんどのような秘術があるのか、そこのところをもっとファンタジックに盛り込んでくれれば、もっと面白く読めただろう。菖蒲家の語り部が秘術の継承者ではなかったので、しょうがないといえばそうだが。

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著者プロフィール

1968年生まれ。『アメリカの夜』で第37回群像新人賞を受賞し作家デビュー。’99年『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、2004年に『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞・第58回毎日出版文化賞、’05年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞、’10年本作で第46回谷崎潤一郎賞をそれぞれ受賞。他の著書『クエーサーと13番目の柱』『IP/NN 阿部和重傑作集』『ミステリアスセッティング』ABC 阿部和重初期作品集』対談集『和子の部屋』他多数。

「2013年 『ピストルズ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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