- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062161190
感想・レビュー・書評
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江戸川乱歩賞受賞者の後日作品。
大学の演劇部繋がり殺人事件。3・21に誰かが自殺か事故死する。それって殺人?
おもしろくて読み進めちゃうところもあったのだが、読み終わって全然わからない。犯人も動機もどうやってもわからない。
演劇部が、弱った老人を録画して笑いものにしてたのはわかるんだけど。それが殺人に結びついていく過程がわからない。
要は何も残らなかった。てのが残る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作とトリックにかぶってるところがあるっていうのはいかがなものかと…
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6月-7。2.5点。
ある大学時代の、映画サークルのメンバーが特定の日に死亡。
うち二人は同日に死亡し、同一容疑者。
警察庁の不思議なキャリア官僚と、所轄の刑事が捜査。
途中までは、キャリア官僚のキャラクターに引きつけられたが、
ラストが、あれっていう感じ。いまいち。 -
同時刻に起こった殺人に浮かび上がる人物。どうやってそのようなことが出来うるのか。かなり変わった警視正、安孫子に振り回されながら、三都市の県警からでなる刑事たちが犯人を追い詰めていく話。__プリズントリックと似ていて制限された場面、場所からどのように事に及ぶのかが重要な点だが、今回は事後のことばかりなので、展開が単調になった感じがあった。
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「空前の劇場型犯罪が幕を開ける。2010年3月21日未明に、奈良と東京で、女性と男性が殺害された。被疑者は被害女性の夫であり、被害男性の大学時代のサークルの先輩だった。同一人物による500km離れた場所での同時殺人。警察庁「裏店」のキャリア警視正・我孫子弘が捜査の指揮をとると、被疑者の大学時代の映画サークルの仲間4人がこれまで、3月21日に事故・もしくは自殺で死亡していたことが明らかになる。 」
初めて読みました。遠藤さんの作品。
うん、正直いって、最後「えっ?!」ってなりました(笑)
こういう話なのか・・・。
ちょっと後味が悪いなぁ・・・。 -
前作が面白かったから期待したけど、ちょっとガッカリ。
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トリックのレベルが高いことは確かに認めますが、登場人物は皆が皆いかにもステロタイプ的で落ち着かず、前作に引き続いて無駄と思われる人死にもあって物語としてはいささか破綻していると言わざるを得ません。何となく続編がありそうな終わり方なので、次こそはトリックではなくストーリーを語っていただきたい。
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謎は魅力的だが、ただそれだけ。まだ、ストーリーとしてはプリズン・トリックのほうがマシだった。それでも、読むにはちょっと残念といわざる得ないが。
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「プリズン・トリック」の著者の二作目。一人の男が、遠く離れた二つの場所で、同じ時刻に殺人を犯している。という、オカルト的な事件から始まって、列車爆破テロやら、公安やら・・・
なんか、とっちらかってるというか、収まりが悪いというか、すっきりしない内容で、私的には無しな感じだなと思った。