失われた近代建築 2 文化施設編

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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062161855

感想・レビュー・書評

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  • すでに解体されてしまった現在は存在しない美しい近代建築を写真と藤森照信の歯に衣着せない文章で紹介した一冊。Ⅰがオフィスなどのカッチリしたビルだったのと対照的に、こちらのⅡでは個人住宅(というか、邸宅)や病院、観測所などのややこじんまりしているけれどそれだけに面白い建築が紹介されている。
    つくづく、解体されたことが惜しいなと思える内容で、日本の建築史に興味を持った。

  • 請求記号: 523.1||F||2
    資料ID: 11102253
    配架場所: 工大選書フェア

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著者プロフィール

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

「2019年 『増補版 天下無双の建築学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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