小暮写眞館 (書き下ろし100冊)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4690
レビュー : 756
  • Amazon.co.jp ・本 (722ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162227

感想・レビュー・書評

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  • 桜と菜の花の装丁が爽やか。そして全部読んだ後に見直すと切ない。家族とか親族とかって結局、血がつながってようがいまいが、一番身近な他人なんだろなと思った。うまくいくかは他のコミュニティと一緒で、相性とか努力次第。簡単じゃないからこそ、切実。

  • 念写にまつわる心暖まる話
    元写真館に引っ越してきた4人家族。
    高2の男子、花ちゃん。年の離れた出来の良い弟、光。
    2歳でなくなった風子。

  • どうやったらこういう話を思いつくのか、大変不思議です。ときどき、ストーリーがぴょんと飛ぶような気がするのですが、単に私が読み落としているだけなのでしょうか。。

  • 清々しい一陣の風が流れて、ラストでは涙がとまらなかった。

    酔狂な両親が買った物件は、曰く付きの写真館だった。
    ノスタルジーを感じさせる新居に越してきた高校生男子の一年間を描いた青春ストーリーだ。
    愉快な両親、可愛い小学生の弟、頼もしい同級生たちと、写真館にまつわる謎を解決していく。

    登場人物たちが魅力的で、彼らの会話を読んでいるだけで楽しい気持ちにさせられる。
    タイトルに写真館とあるが、決して写真館内の物語ではなく、徐々に物語の幅が広がっていく。
    写真館を仲介した不動産屋に勤める女性社員がミステリアス。主人公の英一と反目し合う彼女との関係の変化が物語の一つの大きな流れとなっている。

    電車にのって、どこか遠くの知らない場所に行きたくなった。

  • 淡々とした映像作品にしたらいいのかもしれない。
    なくてもいい設定が多いかも。登場人物にあまり思い入れができない。

  • 安定の宮部みゆき。
    主人公の高校生が住んでいるのは、商店街にある廃業した写真館。
    主人がなくなって廃業したのだが、少年の家族が越してきたことによって、復活したものと間違われている。
    そして、写真館には、そこで現像された不思議な写真が持ち込まれてきた....

    廃業した写真館に持ち込まれた不思議な写真に端を発した物語が2編。そして、少年が関わる写真にまつわる話が2編。少し不思議な物語だけど、さっぱりとした青春ものっぽい物語。
    心霊ものって、少し嫌な気分になることがあるけど、本書に出てくる話は、どれも暗くなくて良い。
    楽しませていただきました。

  • 英一君のモノローグが好き
    長かったけど
    長さを感じさせなかった
    やっぱり上手いんだねえ

  • 少し不思議な話。一つ一つが長ので、ちょっと疲れた。きちんと味わえば、味のある話。宮部作品のなかでも異質かも。

  • おもしろかった。

    小さな田舎町の片隅で、老夫婦が営む小暮写真館。デジタルカメラの時代になり、客足は遠のき、息子から店をたたんで一緒に暮らさないかと言われ続けて、、、、、
    と、手に取った時はこんな印象でしたが、

    高校生が主人公でした。彼を取り巻く大人はみんないい人たち。そんな環境でヌクヌクと成長してゆくお話。
    ざっくりとしたあらすじはこんな感じなのだが、宮部みゆきさんにしてはドロドロ感や消化不良感がなくカラッと爽やかでとても良かった。

  • 2018/01/25

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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