帰天城の謎 ~TRICK 青春版~

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本棚登録 : 474
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162319

感想・レビュー・書評

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  • 「TRICK」コラボ作品。笑いがあふれる作品の雰囲気はまさにTRICK! あの二人がまさかこんなところで会っていたとは……そして実はあの人にも会っていたのですね(そうか、彼がああなったのは彼女の呪いのせいだったのか~)。
    TRICKらしい大掛かりなトリックもやっぱりあって。やや無茶な部分があるのもご愛嬌。メイントリック、案外と分かりそうなのに分からなかったなあ。玲姫の真実が明かされるあたりも美しいぞ。

  • 「TRICK 青春版」の位置づけで書き下ろされたはやみね最新刊。

    山田奈緒子は中学生のころ上田次郎に出会っていた!
    TRICKの登場人物が「踊螺那村(おどらなそん)」にある「帰天城(かえりそらじょう)」と「玲姫の呪い」の謎を解く。

    「イッコウシュウって、なに?」
     わたしは、横にいる菜々子に小声で聞いた。
    「昔は、シュークリームが一個だけ残ってる状況を、こういったのよ。」
    「なるほど。」p.56

    精妙にはりめぐらされた伏線に巧妙なトリック、そして絶妙なタイミングであらわれる軽妙な駄じゃれギャグ...はやみねワールド全開、至妙のエンタテインメント。

    「そんなこと、できるんですか?」
    「無理だ。だが、村人はできると思った。生け贄を捧げることで――。」
    「池に絵……?」
     わたしは、イメージする。不帰池に、絵を捧げる。p.197

    名探偵夢水清志郎や怪盗クイーンのシリーズとはひと味ちがうキャラクターが新鮮で、TRICKファンもはやみねファンもたっぷりたのしめる。

  • はやみねかおると『トリック』のコラボ作。両方好きな自分はかなり期待していたのですが、読んでびっくり。さらに"ひと夏の冒険もの"という個人的にツボな物語設定で、まさに三拍子揃った作品でした。
    語り部である中学生山田の外道具合が半端ないですが、終わってみると爽やかに仕上がってるところは流石はやみねです。思ったとおりだ!

  • 「編集部注:」が若干しつこかったが、内容はまったくTRICKだった。
    画が鶴田謙二さんだったので漫画だと思い込んで探してたよ。小説じゃないか…。

    にしても上田。相変わらずのヘタレ((笑) この頃から高いとことお化けダメなのか。もう通信カラテは修了してたんだな。見た目もう少し若めに書いてあげてくださいよ…。
    山田は言わずもがな!お母さんも刑事も健在で!

    またドラマ見たくなったな。

  • TRICKも、はやみねかおる作品も好きな私は満足できた。
    中学生の山田奈緒子と、武者修行の旅をし、世界一の物理学者を目指す上田次郎が巻き込まれる、帰天城の謎。
    TRICKの世界観が巧みに表現されており、映像を思い浮かべながら読むことができた。
    山田が上田を「ジロ」と読んだり、上田が山田を「4号」と読んだり、毛がふさふさの警官が出てきたりと、現代版に無理なく繋がっていく表現があったのも良かった。

  • 数年前に読んだのをとあるきっかけで読み直してみた。やっぱりはやみねかおる好きだー!トリックも好きだー!

  • 阿部寛と仲間由紀恵で脳内再生できるぐらい、かなりドラマと世界観を共有している。
    村人の奇妙な行動も、あの変な効果音とか変なカメラワークで想像できる。
    トリックが好きで手にとったけど大満足。

  • TRICKをみたことが無いので、小説としての評価。この人の本自体初めてでもあるけど、この小説のノリには付いていけない。話の展開も軽くて安易。筋もすぐ見える。

  • 友人から進められてみたトリックという作品の小説版。
    まさか児童書という形であるとは思いもしませんでしたが、はやみねかおる作品をもうちょっと読んでみたくて探していたら見つけてしまいました。
    そして、「さすが、はやみねさん!」という文章のテンポの良さとキャラクター性の表現のうまさで、ドラマのあの二人がうまい具合にノベルズになっており、読んでいてワクワクしておりました。
    特に、私の中でノベルズというのはあまりいい印象がないだけに、この作家の好感度が急激に上がりました。

  • 表紙の上田が激似だったので思わず手に取る。青春版なので(文章はやみねさんだし)いくぶん爽やかではあるけど、なかなかしっかりTRICKしてて満足。この矢部さん、実写で見たいなあw

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。他の作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「大中小探偵クラブ」シリーズなどがある。

「2018年 『メタブックはイメージです ディリュージョン社の提供でお送りします』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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