変愛小説集2

制作 : 岸本 佐知子 
  • 講談社
3.78
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本棚登録 : 303
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162456

作品紹介・あらすじ

真実は奇なり、愛は変なり。世にヘンアイの種はつきまじ

ギャルが漂着した孤島にはイケメン男子だけが住んでいた……「彼氏島」
体の中にブリザード吹き荒れる空虚を持つ少女の哀しみ……「スペシャリスト」
会ったこともない友人の妹への妄想愛を育む独身老人の物語……「妹」――など新たに発掘された11編の“変愛高濃度・現代英米文学”

“変な愛”の探求者、岸本編訳による人気シリーズ第2弾!

「彼氏島」 ステイシー・リクター
「スペシャリスト」 アリソン・スミス
「妹」 ミランダ・ジュライ
「私が西部にやって来て、そこの住人になったわけ」 アリソン・ベイカー
「道にて」 スティーヴン・ディクソン
「ヴードゥー・ハート」 スコット・スナイダー
「ミルドレッド」 レナード・マイケルズ
「マネキン」 ポール・グレノン
「『人類学・その他 100の物語』より」 ダン・ローズ
「歯好症(デンタフィリア)」 ジュリア・スラヴィン
「シュワルツさんのために」 ジョージ・ソーンダーズ

感想・レビュー・書評

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  • 「ダン・ローズの「人類学・その他100の物語より」
    いまわの叫び、いまわの涙、いまわの言葉。

  • 面白かった!おぃおぃ、そっちに行っちゃうのかよ。な「妹」ニヤニヤさせられた「私が西部にやって来て、そこの住人になったわけ」後半に、しまった!これ、変愛小説だったと期待を裏切られる捻りの効いた「ヴードゥー・ハート」が、お気に入り。

  • 変愛二作目。こうも変なことを思いつく人がいるもんなんだね。どれも面白かったが、ヴードゥ・ハートが一番好き。一作目でもこの人のものが一番好きだった。飛行船に乗って行ってしまった恋人をずっと追いかけていく話。どこか不思議ででも輪郭があって、この人の別の作品も読みたいな。

  • 1のほうが面白かった。
    ただのSF作品集ってほうが合ってる気がする。

  • 【選書者コメント】やっぱり誤字ではない。でもなにかがおかしい。

  • 変愛小説の二弾目。
    前回はちょっと片寄った不思議な「物」に恋する話が多かった気がしたが、今回は恋愛自体は変ではなかった。確かにどこかはおかしいのだけれども、静かで波のない海を漂っているのにそれが通常だと思わせるような…どことなく孤独感が感じられた。
    一弾目より好きかもしれない。
    「人類学.その他100の物語」より
    一番好みだ。

  • 2冊目も素敵に変な恋愛小説だらけで、うれしい。
    1発目は、ギャルが難破してイケメンだけの孤島にたどり着く、という「彼氏島」(ステイシー・リクター)。逆女護ヶ島かい!って突っ込みたくなる妄想設定のなかでフェミニズムの問題を追求してるのが、ナイスすぎ。
    友人の妹と脳内恋愛をしているはずだったら、いつのまにか兄貴が・・・というミランダ・ジュライの「妹」は、老人同士の話であるところが味噌。
    「人類学・その他100の物語」(ダン・ローズ)は、いかにも岸本さん好みらしい、シュールな極短小説。
    個人的には、レナード・マイケルズの「ミルドレッド」が拾いものだった。悪態まじりの優しいモノローグと、場面の転換の妙。ときおりシュールな描写を含むそっけない場面の中から、切なさがたちのぼってくる。

  • 読んでいて空間がどんどん捩れる様な感覚が
    堪らなく良かったです。
    愛ってどこかしら病的なものを孕んでいるのだと
    安心しました。

  • 「ヴードゥー・ハート」がとてもよかった。

  • 図書館で借りたが、しばらくして2の方だったと気付く・・。
    『ヴードゥーハート』(あんな屋敷に住みたい)と『シュワルツさんのために』が良かった。

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