パラドックスの悪魔

  • 講談社
3.23
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本棚登録 : 92
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162562

作品紹介・あらすじ

悪魔のささやきがおもいがけない発見につながる?!科学との出会いのきっかけになる新しい科学読み物。論理力を磨く知的ゲーム。

感想・レビュー・書評

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  • 結構分かりやすかったかな。
    もっといろんな事例を見たい。

  • パラドックスが好きで、読みました。
    簡単に理解出来るので入門書におすすめです。
    現代社会の時間スケールパラドックス「共有地の悲劇」は、新型コロナが感染拡大している今、
    「短期では個人の利得、長期ではみんなの損失」というパラドックスに考えさせられました。

  • 予想したものと違った

  • パラドックスという言葉に惹かれて手に取りました。
    人間の存在そのものがパラドキシカル。
    自分の中の矛盾とも向き合うこと、受け入れることも大事なのかな。

  • パラドックスの紹介本といった趣旨であると感じました。

    量はさほど多くなく、コミカルなイラストが随所に入っており、読み易いです。

    特に最後の、現代社会のパラドックスでは、グサリと刺さるパラドックスばかりで印象深いです。

    パラドックスって何ぞや?
    という方は読んでみてはいかがでしょうか。

  •  全体的に説明不足な気がする。基本的に「こういうパラドックスがありますよ」以上のものがなかったのが残念。他の本も読んで理解を深めてくださいということなのか…。ただ、「便利になれば多忙になるというパラドックス」以降は面白く読めた。
     

  • 最初はふむふむ と読んでたんだけど
    だんだんと小難しくなって
    ほかの本を読んでいる間に図書館の返却日になっちゃったよ。
    ■ ■ ■ ■ ■
    理屈好きな進学校に通う息子ちゃん曰く
    「面白かった!」そうです。
    ってことで
    この本に限り、状況&評価は私ではなく息子ちゃんでシタ。

  • 長い間放置していたが、ようやく読み終えた。読んでみて思ったが、よく考えればあらゆるところにパラドックスはある。隠れているものかとも思っていたが、隠れているのではなく、本当にそばにあることに疑いもなくそれをそのまま飲み込んでいただけだったのだ。同 池内了氏の『似非科学入門』にもあったが、やはり疑ってものを見る力というものは非常に重要であると感じた。
    パラドックスの入門書として最適。短くまとめられ、様々な場面のパラドックスの紹介を絵とコラムを交えて語られている。面白く読める1冊。

  • 期待したのとはだいぶ違う内容でした。。

  • 世界中のあらゆるパラドックスをテーマに色々な話を取り上げた読みもの。有名なアキレスと亀というエピソードから無から誕生した有という宇宙の話まで幅広くパラドックスを扱っている。

    最後は便利になれば多忙になるというパラドックス、人間が拡大すればするほど自らの寿命を縮めるというパラドックスなど、現代社会の抱える問題も取り上げている。
    挿し絵も多く文字も大きいのでちょっとした時間に読むことが出来る。

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著者プロフィール

1944年兵庫県姫路市生まれ。京都大学理学部物理学科卒業後同大学大学院へ。1975年に理学博士。北海道大学助教授、国立天文台、名古屋大学大学院の教授を経て現在名古屋大学名誉教授。観測データを用いて宇宙の進化を理論的に解明する研究を行う。『寺田寅彦と現代』(みすず書房)『ふだん着の寺田寅彦』(平凡社)など寺田寅彦に関する著書を発表。『科学と科学者のはなし』(岩波少年文庫)『なぜ科学を学ぶのか』(ちくまプリマー新書)など高校生向きの本もある。

「2021年 『寺田寅彦と物理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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