15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ

著者 : 茂木健一郎
  • 講談社 (2010年6月29日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162678

15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメの感想・レビュー・書評

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  • 7~8割は彼の半生。のこりの2~3割で、ひとり遊びの大切さを訴えている。脳を夢中にさせ喜ばせる、ひとりで遊ぶたのしみ。

  • 茂木氏が、自分の少年時代を回想しながら、のびのび、すくすくと育つ過程を思い返し、成人して脳科学者となる道を歩んでいったことが追録的に書かれています。

    単なる脳科学論だったら、難しすぎて敬遠してしまいそうですが、この本では、茂木氏本人の半生記と重ね合わせながら、脳の仕組みについて語っているため、著者の子供時代のエピソードを読みながら、知らぬ間に脳の仕組みも学べているような流れになっています。

    著者は常に明るく、好奇心を持って物事にあたっており、それが今の仕事に結びついているのでしょう。
    その他には、とりたててほかの人と変わったところもなく、興味を育くんでいくその延長に仕事があったという、すばらしい人だとわかります。

    これぞ、彼の言う「セレンデピティ」。
    やはり、生来のプラス思考が、彼をまっすぐに導いてきたのでしょう。
    常にクリアな思考を持っている著者。文章を読んでも、わかりやすさ、風通りのよさが感じられます。

    「本気で遊べば脳が喜んで頭が良くなる」と、子供時代に本気で遊びに集中することの大切さを解く本書。
    親がこの本を読んでいたら、その子はどれだけ幸せな子供時代を送れることでしょう。

    哲学者のように、実存について思い悩むこともなく、明解論理のうちに学問を究めてきた人の回想記は、十代なりの悩みもありこそすれ、元気にあふれた前向きなものでした。

    文系と理系と区別することはおかしいと言っていますが、それにしても彼が『赤毛のアン』全集を数えきれないくらい何度も読み返したことがあるとは、文理関係なくしてもなんだか意外でした。
    それがきっかけで、カナダに留学も果たしたなんて、好奇心をそのまま実際の行動力に変えられる人なんだなあと思います。

    頭の構造は無理でも、その姿勢には見習いたいところが多々ありました。
    読んだあとで気付いたのですが、この「15歳の寺子屋」は、各界の著名人が執筆しているものなんですね。
    進路に迷う中学生たちに向かって、平易な文章で書かれたもののようで、読みやすかったです。

  • 宇宙はあらゆる可能性を用意している。そのなかから何を選ぶかは自分次第。

    はじめはひとり遊びでいい。自分の心に耳を澄ませ続ければ、人に伝えたいことが生まれてくる。

    茂木さんは正直で誠実だ。自分が自分であることを目指すというのは、孤独になるってことだとちゃんと子どもたちに伝えている。

  • 脳科学者である筆者がターゲット層である15歳くらいのころ、どんな少年時代を過ごし、どのように感じたかが綴られている進路を考える上で著名人の少年時代は何かの参考になるかもしれない。没我の境地で夢中になることの楽しさは、なにものにも代えがたい快感。この本を読んで触発されて『赤毛のアン』を読む子が出てきたら面白いなと思った。

  • 茂木健一郎さんの幼少時代~大学生までの生活を中心に描かれている。すっかり有名人の茂木さんですが、小中学校、高校時代をもがき苦しんだことが多かったようです。しかし、自身の様々な経験の中でプラスに考え、動き、どんなことにも興味を持つ姿に共感しました。
    話の端々に「生きかた」について考えさせられる部分が出てきて、ためになりました。

  • この本を読んで、茂木さんの良さや、深さや、面白さを知った。もっと彼の著書を読みたいと思う素晴らしい一冊。

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