七つの金印

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 17
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062163477

作品紹介・あらすじ

1784年、志賀島で発見された金印は、福岡藩の学者・亀井南冥によって鑑定され国宝となっているのだが…。物事をただ単純に表面的に視ると、真実は隠れてしまう。そこに隠されている本当のメッセージとは!?膨大な一次資料に基づく独自先行した歴史推理、知的エンターテインメントの最高傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 漢委奴国王印偽物説による小説ですが、金印自体を偽物とするのではなく、現在国宝とされているのは模造品であり、本物は別にあるという内容です。

    出自の検証や、それぞれの考察の変遷に妙なリアル感があります。今となっては、金印自体の真偽はわかりませんが、残された資料の矛盾を潰していくことで次第とその真相がはっきりするのだと思いました。

    考古学ほどアカデミックな体系が怪しい分野はないと思いますが、トレジャーハンターのように、自分で見つけたものをお宝にするぐらいの気概をもって当たった方が面白いのだと思いました。

  • 人物設定が物語り全てをぶち壊ししてます。

  • 志賀島の「漢委奴国王」の金印。福岡藩の学者亀井南冥は、明らかに異例な第ニの藩校を金印発見と同じ月に開校する。発見に関わった人達が全て南冥と繋がりのある不思議。発見日の記載がない鑑定書。国宝金印は本物なのか?歴史をつくり出す者、謎を解き明かす者。
    手に汗握る第一級歴史エンターテインメント。

  • 志賀島を舞台にした歴史ミステリー。とても読みやすく面白かった。志賀島にある金印公園に行き、福岡市博物館で、実物の金印を観察したが、この七つの金印を読み終えた今、別の物語が見えたような気がした。

  • 帯表
    「漢委奴國王」と刻まれた国宝金印を巡る大胆精緻な知的冒険。
    極め付き歴史ミステリ!
    歴史をつくり出す者、謎を解き明かす者。
    帯背
    国宝金印を巡る傑作歴史ミステリ

    ●本書は二〇〇一年に単行本『七つの金印 日本史アンダーワールド』として、二〇〇三年に講談社文庫として刊行された作品を増補したものです。

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著者プロフィール

1945年東京都築地生まれ。作家。その博覧強記ぶりをかわれ、故・池田満寿夫をはじめ多くの作家、政治家たちのブレーンとなっている。著書に『東洲斎写楽はもういない』『二人の天魔王』『龍安寺石庭の謎』『謎ジパング』『ゲーム』『七つの金印』『日本語千里眼』など多数。

「2020年 『二人の天魔王 信長の正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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