御当家七代お祟り申す 半次捕物控

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 48
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062163545

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ中一番と言っていいほど、良かった。
    江戸時代は庶民派力もなく弱い身分であったが、
    こと心に思うことあれば、川柳をはじめ、言葉で抵抗した。
    言葉や噂で出回る風評には大名も屈することもあったようだ。

    武田信玄の血筋を組む柳沢吉保の子供吉里の家老、
    武田阿波らが、吉里の妾に翻弄され、切腹に追いやられた事件の恨みで7代にわたって恨む、、という張り紙。
    東海道を毎年通る藩主が色々なシチュエーションで
    狙われる。

    血眼になって探すが。。。


    役者が揃っての物語は実に面白い!

  • 舞台は江戸ですが、現代人が岡っ引きしてます。

  • 佐藤雅美は相変わらず面白いなあ。

  • 半次シリーズ最高の痛快傑作と紹介されているが,最高かどうかはともかくも,いつもながら楽しめる。終わりがなんとなくあっけなさすぎる気もするが。

    2012/04/01図書館から借用; 4/6夕方の通勤電車から読み始め;4/8午後に読了

  • 久しぶりの佐藤雅美先生の作品です!
    半次と蟋蟀小三郎の掛け合いも楽しい
    1冊の中だけですが登場人物が作品を
    横断してキーパーソンに成るところが
    上手い作品(作者)です

    追記:2014.6.14(読んだことあると思いながら再読)

  • 著者特有の無駄を省いた歯切れの良い書きっぷり。半次が綺麗過ぎるが(歴史的考証はさて置き)、小説としては面白い。ただハラハラ・ドキドキが無いのが物足りない。この著者の人間性かも知れない。

  • 柳沢家と犠牲にされた同郷の家臣との確執~半次の住む町に将棋の天才児がいると聞いて見に行くと,甲州の浪人・武田の親子と知り合い,天満宮で開かれている菅公の筆蹟展覧会で悶着を起こしている。孝行者で顕彰される養女のみわは武田の家に押し入ろうとしている武家二人の会話を漏れ聞いてしまうが,刺客は返り討ちにあってしまう。賽銭を集める夫婦神の所有・管理権を巡る争い。千石の旗本家に正妻におさまった毒婦は跡取りを虐め,それを見過ごすことができなかった親殺し手配中の中間は跡取りを孝行娘に預けたつもりで,十手持ちの世話になってしまう。老舗菓子店の娘は大工の若い衆に惚れ,親に嘘を付いて無理矢理婿にしようとするが,半次の取りなしを反故にした菓子舗の主人の邪魔立てで,間男を大工が刺してしまう事件が起こり,死ねば夫か妻が咎めを受けるところを孝行娘の義理の姉の機転が救った。隅田川側の桜見物の名所の地上げを巡る争いは蟋蟀の鼻が利いて御家人の悪事を暴くことになる。蟋蟀の勘では,武田某は大きな敵討ちを計画しているのだが,大和郡山の柳沢家の参勤交代を襲う事件が頻発していると聞くと,半次も何やら繋がりを感じ始め,奉行所から郡山探索を命じられると,七度目の襲撃が起こりそうな気配を察知する。武田が蟋蟀の許に挨拶に来たところに行き会い,柳沢家から潜り込んできた刺客との立ち会いを必死で止めた半次は,武田と柳沢の仲裁を提案する~微妙な繋がりを織り込んで一冊にまとめているが,色々な調査結果があって半次を狂言回しにしてフィクションとして組み立てて行くのだろう。なかなかに大変な作業だ。半次が岡っ引きでありながら隠密のような仕事をこなしていくと,その行動に制約が出るので,無茶をする人物が別に必要になり,蟋蟀が必要になる・・・という塩梅だ

  • 歴史が好きならもっと楽しめるんだろうな。

  • う〜〜〜〜ん???主人公の岡っ引き、半次は好きだったけど、なんか、すっごくお話がご都合主義で動いていって、おいおい!と突っ込みまくり。人間って、そんな理由もなしに、突然、いい人になったり悪い人になったりはしないと思うんだよね。せっかく天才将棋少年とか、妙に腕の立つその父親の浪人とか、面白いキャラが出てきているのに、勿体ない気がする・・・。

  • 目明しに長期出張があり、お手当てが旅費諸費用総額の4倍で「まあまあ」の額なんだとか。上方へ行くのも、結構命がけ?

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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