『純粋理性批判』を噛み砕く

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 102
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062163637

作品紹介・あらすじ

これぞ哲学の魅力。カントの「わからなさ」がわかる!殺人級に難解な「アンチノミー論」を徹底解読。「わからなさ」の代名詞、カントの思索に体当たりする"実践"哲学の書。

感想・レビュー・書評

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  • 哲学

  • 超絶難解哲学書として知られる同書を丁寧に解説。

  • なんと言っても肝は、カント哲学の解説書ではなく、カントの言葉その物を取り上げ→解説していっている点。

  • test

  • カントは難しい(らしい)。世界の中でも哲学好きなドイツでもカントは難しさの代名詞らしい。哲学者にありがちな難解にすることを意図として難解にしている哲学とは違い、カントは難しいことを語るがゆえに難しいらしい。
    本書はひねくれたおっさんとしてではなく(その面も存分に出して入るが)カント研究者として、カントは実はやさしいということを示そうとするものである。

     ここでは特に純粋理性批判の中でも「純粋理性のアンチノミー」をテキストに論ずる。恐らくというか、間違いなくというか、カントをやさしく解説していることはわかり、また分かりそうになっていることも分かるが、やはり難しい。これを何の注釈もなく読むことは、ユニクロのヒートテックだけを着てエベレスト登山するものなのだろうなと思う。もちろん、そこで遭難することも経験のうちではあろうけども、登頂することは到底できない気がする。

     純粋理性批判はやがて読みたいと思ってはいるが、今は心や知識面の準備も含めてまだまだである。

  • 2010年8月13日購入

    今年はどうも「青いもの」に惹かれる。
    タイトルもさることながら
    妙に装丁が気に入って購入。

    とはいえカントはなかなか読み進められないのも事実。
    中島節でナントカ噛み砕いてほしいものである。

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著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学教養学部・法学部卒業。同大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了。哲学博士。専門は時間論、自我論。「哲学塾カント」を主宰。

「2019年 『ウソつきの構造 法と道徳のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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