俊輔の言葉

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062163651

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  • 2002年、衝撃の落選。2006年、不完全燃焼の涙、節目節目で報われず、今回も怪我が良くならずにオランダ戦後半15分のみの出場。パラグアイ戦が終わったあと「もういいよ。。」と言葉少なに去っていったのを見た直後にこれを買って読んだ。どれだけ俊輔がワールドカップに賭けていたか。怪我やバッシングに幾度となく苦しみながらもこれらの言葉を言い聞かせながら乗り越えてがんばってきたんだと思うと涙が止まらなかった。多分ワールドカップは分からないけど、Jリーグで俊輔はこれからまた新たな”言葉”とともに華麗に復活し、魅せてくれると信じています。そして何か壁にぶち当たってる人は是非一度読むといいと思います。

  • 中村俊輔は、言葉の人だ。
    試合後のインタビューでも、取材でも言葉をていねいに選んで話す。
    具体的な名前や状態、自分の過去のプレーを例にあげて説明する。
    誇張した表現をしない。
    自分の状態には正直に表現する。
    確信のないビッグマウスははかない。
    なにより、客観的な視点で見て、それを独特のわかりやすい言葉に落とし込む才能は他のサッカー選手に例をみない。
    彼の言葉は、どちらかというと自分に向かって発せられる。
    それが、マスコミなどのフィルターを通すと、言い訳とか他人批判のように曲げられて伝えられるのが残念だ。

    柔の人、中村俊輔の言葉が、人の心に沁みるのは、彼が、サッカー人であると同時に普通の生活者であろうとしているライフスタイルにもあるのだろう。
    壮大な虚言より、耳元でささやかれる普通の言葉のほうが勇気をくれることもある。

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