40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編
- 講談社 (2010年7月1日発売)
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感想 : 95件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062164054
みんなの感想まとめ
教育や受験に関する多角的な視点が提供されており、特に中学受験の負の側面について深く考察されています。親の関与が強く求められる中で、子どもの自立や成長がどのように影響を受けるかが論じられ、親子関係のあり...
感想・レビュー・書評
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中学受験の負の側面についての文章があったのが面白かったかな(我が家には全然関係ない)この負の側面を考慮した上で中学受験にみんな挑戦しているのかなというのが知りたくなりました。
◯難関中学受験は「親の受験」であり、「母親の力が9割」。母親が2人3脚でベッタリと世話を焼く必要がある。そのまま共依存へ。
◯中高一貫校に入って大学まで推薦で進むようだと、受験という社会の厳しいジャッジを一人で経験しないまま社会に放り出される。中学受験生当時の親子関係から抜け出せない。親離れ、子離れがむずかしい。
◯本人の自立を促したければ、普通に高校大学受験をさせた方がいい。そもそも中学受験を本当にしたいかどうか子供の意思を見極めることは困難。
◯中高一貫の最大の問題は、生徒や保護者の同質化。同じ学力、同じような価値観、同じような家庭環境の「同質集団」になりがち。居心地が良くてストレス少ない。これが問題。人は居心地が悪い困難な環境でこそ成長するもの。
公立校の異様な集団の中で揉まれていくうちに、多様な価値観を受け入れ、精神的にも強くなっていく。
◯中高一貫校はどうしても中弛みが出る。入学後に目標を見失い、そのままフェードアウトする危険性も高い。何かと誘惑の多い14から15歳の時に、高校受験という大きなハードルを課せられることは、子どもたちが自らを律したり軌道修正する上で大きな意味がある。
温室で育てることの弊害。社会に適応しながら自立した人間を育てるためには、ある程度ストレスを与える必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親となって、漠然と子供の教育を考え始めたときに読むと良い本。専門家14人の意見を、大きく4つのパートに分けて論じている。オムニバス形式なので、気になったところだけ流し読みすると良いだろう。ドラゴン桜はほぼ関係ない。
英語はいつから学び始めるべきか
中高一貫校は幸せのプラチナチケットか
お金と仕事をどう教えるか
挫折や失敗をした子供にどう接するか -
・世にあふれる教育論や子育て法はすべてが「仮説」。多くの親が仮説を仮説のままにして通り過ぎていってしまうことが問題。自らが選んだ仮説を検証する親は意外と少ない。検証フィルターをかけない最大の理由は「間違ったかもしれない自分を認めたくない」という自己保身。もしそれだけの理由で検証を怠っているのだとしたら、最大の被害者は子ども。自分の子育てに自信をもつことは大切だが、常に「もっといいやり方があるかもしれない」という気持ちを失わないこともまた重要。検証作業のためにはとにかくたくさんの意見に耳を傾け自分の視野を広げること。
■「お金」と「仕事」をどう教えるか
・自由と責任は「有料」。お金がない人には、なにひとつ「自由」がない。一人前の人間であろうとしたらそれなりのお金が必要。でも大人は「お金で幸せは買えない」「お金の話をするのは卑しい」なんて綺麗事を口にする。お金がなかったら、人は獣になる。そしてお金さえあれば、たいていの不幸は乗り越えられる。
・学校は人間関係を学ぶところ。とくに公立校は最低限の基本料金しか払っていないのに親がものすごいサービスを要求する。見当違いも甚だしい。
by西原理恵子
・ビジネスの原点は利他の精神。仕事とお金で考える上で会社会社からお給料をもらっているという意識を捨てることが大切。社会貢献をして社会全体からお給料をもらっているという意識をもてば組織の論理で動くようなまねはしない。誰かに喜んでもらいうためには「継続可能なシステムをつくること」がもっとも大切。自ら利益を生み出さないボランティアは寄付金が途絶えたら継続できなくなる。世の為人の為になにかを成し遂げたいと思うなら、その志をビジネスとして形にすること。仕事はお金儲けではなく、継続可能な社会貢献。
by正垣泰彦(サイゼリヤ社長)
・お金があれば必ず幸せになれるわけではないけれど、「お金があれば避けられる不幸」はたくさんある。とてつもないお金持ちになる必要はなくても、やはりお金があるに越したことはない。ただしお金の価値は負の方面にも働いてしまうことを忘れてはならない。「労働の価値」を測る目安だったはずのお金がいつしか「その人自身の価値」を測る数値になるという誤った差別意識にもつながる。だからこそ、私はお金や仕事の意味について、子どもたちにも積極的に教えていくべき。
by山崎元(経済評論家)
■挫折や失敗をした子どもにどう接するか
・正解主義の負荷を外してやること。失敗とは行動の結果。君が勇気を振り絞って行動したからこそ、今回は失敗という結果が出た。失敗を恐れていたら、行動さえもできなくなる。そこから一歩も動けないままになる。失敗という名のワクチンを接種しよう。
by畑村洋太郎(東京大学名誉教授)
・後悔のないじんせいなんてありえない。親や先生が「失敗してはいけない」という価値観を植え付けるから、失敗が怖くなるし、チャレンジするのが怖くなるし、挫折から立ち直れなくなる。子どもと接する上でまず必要なのは「失敗してもいいんだよ」というメッセージ。自分の頭で考える作業を疎かにして、ただ「答え」だけ求める選手は大成しない。一流とされる選手は、「きっかけ」を誰かに与えてもらうことはあっても、最終的な「答え」は自分で見つけている。
「君は、なんのために毎日練習している?」
「一軍に上がって活躍するためです」
「じゃあ、どうして一軍に上がれないと思う?」
「実力が足りないからです」
「実力って、具体的になにが足りないの?」
「わかりません」
これではどんな練習に力を入れたらいいのかわからないし、きっと一軍に上がることも難しい。考える力は子ども時代から少しずつ培っていくもの。だから、親が過保護になり過ぎて、すぐに「答え」を教えてあげると考える力が身につかなくなる。
by工藤公康(ソフトバンク監督) -
当たり前のことが、当たり前でない今の世の中で、当たり前のことを、分かりやすく説明してくれる人達の話であった。分かっていても、説明できない、子どもに納得させられない親には、良いと思う。
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○親にできることがひとつだけあるとすれば、子どもに「やる気を出すとこんなに楽しい」という姿を見せることです。(103p)
○会社でも個人でも、社会貢献という軸がしっかりしていると、あらゆる行動にブレがなくなるんですよ。(149p)
○挫折や失敗は、「ワクチン」のようなものです。子どもの失敗を否定してはいけません。(182p)
★読み進めるうちにどんどん評価が高まっていった。これだけ一流の人の話が並ぶと、どこかに必ず感動があるだろう。
★サイゼリヤ会長の正垣さんの話は明快。これなら迷わない。
★経済評論家の山崎さんの話にもなるほどと思うところがあった。 -
40歳の教科書 モーニング編集部&朝日新聞社【編】
ドラゴン桜外伝として、「16歳の教科書」プロジェクトからそのまた外伝として刊行された本書。
テーマとして
英語早期教育、中高一貫校、お金と仕事、挫折と失敗
について各界の識者と呼ばれる人たちの意見をまとめた意見本。
それぞれの意見に、個人的に是々非々の感想がありますが、「だからなに?」の感は否めません。
偏見を持つことなく中立に徹して読もうと思いましたが、個人のメッセージはともかく、テーマごとに「是」の人「非」の人がそれぞれに主張していて、本としての整合性が見られません。
「多数の意見があることを表現したい(したかった)」のであれば、朝日新聞社も講談社(モーニング編集部)もまとめないと。
多数の意見があるのは社会において当たり前のことだと思います。選択された識者(と位置される人たち)もワイドショーのコメンテータよろしく、当たり前のことを当たり前に述べているだけのように感じました。
ドラゴン桜にぶらさがった関連商品、暇つぶしの週刊誌の特集記事のような内容でした。 -
子育ては多様な価値観で
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なるほど、とうなずける話がある。でも、それは違うでしょ、と思う話もある。それぞれの意見の違いを明確に考えながら読んでみると自分へのフィードバックになる。すべてを鵜呑みにしてはいけない。どんな名著であっても自分に置き換えて読まなければ消化できない。
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これから親になっていく世代として参考にしたい一冊。子ども一人ひとりを見守っていくときの最初の一歩として活用できそうです。
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繰り返し読みたい本です。
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14人の講師が独自のメッセージを発信しながら、全体として主張の方向に共通するところがある。教育をめぐる常識に一石を投じる。
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勉強は子どもの課題で親は介入してはいけない
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15年前に出された本なので、昨今の物価高のことなどは反映されていないが、親子関係や子どもにかかる教育費、子供のメンタルの問題など、今の時代に関係する問題について、いろんな識者の意見が書かれていて興味深かった。
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〇 英語をいつから学び始めるべきか。
〇 中高一貫校へいかせるべきか。
〇 お金と仕事についてどのように伝えるか。
〇 挫折や失敗した子供にどう接するか。
どれも子供を持っている親なら悩む話ばかりだと思う。
これらの問いに対して識者の考えを簡潔に知ることができる。しかし、読めば読むほど親次第であることを感じて胸が痛くもなる。そりゃそうなんですが、、、。 -
偉い人たちが、英語教育、受験、お金、挫折や失敗について意見している本。
よーするに、正解はないのかも、と思える。
1番好きなのは田中ウェルヴェ京さんの意見。
「わたしたち大人が元気をなくしていると、子どもたちは将来に希望を持てない」
「あなたが自分の人生を覚悟をもって能動的にエンジョイすることは、じつは子どもの人生のためでもある」 -
とても読みやすい本です!
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たくさんアルバイトして自分に合う仕事を見つけたらよかったなあ。今からでも遅くはないか。失敗したら、生活保護をもらって生きていけばいい。
自分の親も、自分自身も貧乏からお金持ちになって、頭がよくて、人間関係もスッキリしていて、何やっても成功するな、うちの家系はと思っていたら、子どもにとやかく言わなくなる。おおらかな気持ちかー、生存バイアスぽいな。食うに困るような貧乏家族から脱出できなかった家系はどんな感じなんやろ。
子どもは小学生になったら、伝えるためには納得感が必要にる。しっかりした実績や根拠を示すことなんて難しいので、良くも悪くも擦り込むならそれまでに。
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