奪還 (100周年書き下ろし)

著者 : 麻生幾

• 講談社 (2010年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kanikuriさんの感想 · 2012年8月27日]

終わり方がしっくりこない。思い起こすと意外とチャチな設定かな。ただ読書中は引き込まれて読めた。嫌いではない。

[hondamaniaさんの感想 · 2012年6月21日]

自衛隊の特殊部隊に所属していた隊員が、ある作戦に参加した後、
自衛隊の気風に嫌気が差し、退官。
フィリピンでダイビングインストラクターとして働いていた。
・・・ある計画を胸に隠して・・・

が、情勢は彼を無常にも事件に巻き込んでいく・・・。

麻生幾らしく、自衛官（しかも特殊部隊）ネタです。
臨場感あり、謎解きのような要素ありで、ただ自衛隊は
こんなんだよみたいな紹介小説ではありません。

”ケースオフィサー”や”瀕死のライオン”を読んだ後だと、
描写されていない部分が補完されて、ストーリーに厚みが出ます。

内容が内容なだけに、強くお勧めできませんが、読み応えがありました。

[水瀬さんの感想 · 2011年3月28日]

最初つまらないと思ってたけど、読み進めて行くうちに楽しくなってたり。

[さすらいのエンジニアさんの感想 · 2010年12月19日]

最後の落ちが、少しガッカリではございましたが
昨今の北朝鮮の問題や領海侵犯などなど、沿岸警備の必要性から
非常に緊迫したストーリーはとても良かったと思います。

[hanasigeharuさんの感想 · 2010年12月12日]

あまり深く考える必要がなく、素直に面白いです。

[matsuiさんの感想 · 2010年11月23日]

海上自衛隊特別警備隊なる特殊部隊を仕切る主人公は
超人的能力を持った人物。

現実離れではあるが専門用語が飛び交い、
想像し難い内容で
最初　読む速度が今一だったけど　ノリ始めたら
読みきりました。

[ゆいさんの感想 · 2010年10月21日]

約10年ぶりにこの人の作品を読んだわけですけど、やっぱ合いません。修飾がいちいち大げさで鼻に付く、肩すかしのどんでん返し、無駄な人死に…。今回は惹句にひかれて大失敗でした。

[satomusuさんの感想 · 2010年10月19日]

特殊部隊ﾓﾉー(ﾟ∀ﾟ)
あ、ﾈﾀﾊﾞﾚ感想なのでご注意ください↓


面白いし、格好良いんだけど「瀕死のライオン」然り
折角強いのにバタバタ死んでしまってせつない。

こんなに強いんだから、彼らが国の為に
悪者をサクサクやっつけるようなエピソードも
読みたかったような。

国の、しかも保身やばかばかしい理由の為とか
悲しすぎる°・(ノД`)・°

[takadamanさんの感想 · 2010年9月10日]

日程不祥。

シリーズ化希望。

[kazu19さんの感想 · 2010年9月7日]

著者の本を読んだのは、外事警察が初めてでしたが、インテリジェンスについて書くことが多い著者な気がします。今回は、インテリジェンスというよりは、アクション謀略小説といった感じで、ちょっと違った感じになってます。作りとしては、とても面白いし、キャラクターも個性的で楽しめました。ただ、現実的でないなと感じましたので、☆を３つにしました。

著者プロフィール

大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化。以後、『ＺＥＲＯ』『瀕死のライオン』『外事警察』『奪還』『特命』『銀色の霧』『QUEEN スカイマーシャル兼清涼真』など話題作を発表し続けている

「2022年 『トツ！』 で使われていた紹介文から引用しています。」