奪還 (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062164221

感想・レビュー・書評

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  • 1年前に自衛隊を辞し、ミンダナオ島のダイビングショップで働いていた河合斌に、フィリピンで消息を絶った日本人女医を捜してくれとの依頼が持ち込まれる。
    捜索を進めるうち、双子の巨大台風が接近する与那国島で61名もの人質を盾に立て篭もる武装集団の存在が明らかに。
    日本政府は河合がかつて率いていた部隊を政治決断により招集、事態打開の特別任務を発令する。
    だが、その裏には国家が決して明かしはしない驚愕の事実が隠されていた。
    取り戻すべきは人質の命か、己の誇りか、それとも―この国の未来か。
    (アマゾンより引用)

    何か切ない…
    切なすぎる…
    やっぱ睨んでた通りのヤツが悪いヤツやった

  • 読み始めるとおもしろそうだな、と思ったんだけど、なんだか簡単な話をすごく複雑にしてしまっていて、ころころ話がひっくり返るというか、そんな風になる?てつっこみながら読み終えた。
    それと自衛隊や隊員について妙に専門的な部分や、掘り下げた内容は興味深いを通り越して、ちょっとうるさいかな。

  • 期待した展開が待ち受けているかと思ったら違いました(^_^;)  主人公の一人よがり?!

  • 訳有って海上自衛隊を退職した元特殊部隊員が、麻薬王組織にさらわれた国境なき医師団の日本人女医を救出する話である。いまひとつ盛り上がりが欠ける気がするのは、著者お得意の国際インテリジェンスの話ではないからか。

  • 恐るべし。小学生以下の文章力、ノーベル賞ものの陳腐さ。万死に値する。

  • 軍隊ものですが、思ったより薄かったなあと言うのが印象。
    大どんでん返しが、そこまで大どんでん返しでもなく。男気がいまいち。ストーリー自体に勢いはあったので読み進めやすかったが、表現をわざとえぐくしていそうな感じがして。救いとかオチが良く分からなかった。

  • 読み始め。とりあえず、海外の作家並みに遠まわしで、余計な描写多すぎ。「依頼」迄たどり着けるか??

  • 終わり方がしっくりこない。思い起こすと意外とチャチな設定かな。ただ読書中は引き込まれて読めた。嫌いではない。

  • 「外事警察」の著者。自衛隊特殊部隊ものだが、動きが大きくダイナミック。ついていくのも大変。

  • 自衛隊の特殊部隊に所属していた隊員が、ある作戦に参加した後、
    自衛隊の気風に嫌気が差し、退官。
    フィリピンでダイビングインストラクターとして働いていた。
    ・・・ある計画を胸に隠して・・・

    が、情勢は彼を無常にも事件に巻き込んでいく・・・。

    麻生幾らしく、自衛官(しかも特殊部隊)ネタです。
    臨場感あり、謎解きのような要素ありで、ただ自衛隊は
    こんなんだよみたいな紹介小説ではありません。

    ”ケースオフィサー”や”瀕死のライオン”を読んだ後だと、
    描写されていない部分が補完されて、ストーリーに厚みが出ます。

    内容が内容なだけに、強くお勧めできませんが、読み応えがありました。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化。以後、『ZERO』『瀕死のライオン』『外事警察』『奪還』『特命』『銀色の霧』『QUEEN スカイマーシャル兼清涼真』など話題作を発表し続けている

「2022年 『トツ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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