- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062164382
作品紹介・あらすじ
8時09分、瑞希は決まらない髪型に悩み、10時24分、貴大は里中さんを好きになる。野間児童文芸賞・坪田譲治文学賞受賞作家が描く、中2思春期、やっかいだけど輝いている、それぞれの事情。
感想・レビュー・書評
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おもしろい!でも、それぞれ続きが結構きになる。
ちょっと中途半端に終わってしまってざんねん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前衛的?な小説。
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中学2年生って色んな変化があるよね。人によってそれぞれ心の中で思うことは違うけれど、何だかイライラして上手くいかなくて。私も毎日変わりたい!もっと成長したいって思っていたな。中学2年生 今の私からすると、本当に憧れの年代だ。2020.11.8
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タイトルのとおり、どこかのクラスの生徒たち及び担任の先生視点による連続短編的な構成。
正直いじめや謎の体調不良、押し掛ける別居した母など生徒の抱える問題は何も解決していないのだけどでも日常は続くというある意味残酷なおはなしな気がする…。 -
中2のある1日を色んな生徒から見たお話。前髪が決まらなくてイライラしたり、万引きが見つかって母親に十円ハゲが出たり、中2になってから『なんか違う』で仲良かったけど他にもっと仲が良い友達とつるんだり、色んな思いがあるお話だった。
図書館のヤングアダルトコーナにあったので、恐らくこの2年C組の子らと変わらない年代の人向けなのかもしれない。かなり読みやすかったし、ライトなかんじがした。
だけど、中学を卒業して早何十年の大人が読んでも、『あーなんかあったなぁ、こんなようなこと』と思ってしまうし、『あー中学のとき、こう思ってたな』とか思い出す。
中学時代にタイムスリップしたかんじになれた作品だった。
2017.1.7 読了 -
中学二年生、とあるクラスの、とある一日。
別にすごいことが起こったわけでも何かが変わったわけでもない「ある一日」の始まりから終わりまで、一人ひとりに焦点を当てて少しずつ。
スカッとしたり気持ち悪かったりどうしようもなかったり落ち込んだり…色んな人がいるよなあ。いやあしかし、どうにも、中学生だなあ。 -
図書館でティーン向けにおすすめされていた。朝からの出来事がそれぞれの視点で書かれている。大きな事件もなければ何かテーマがあるわけでもない中学生の日常。面白かった。
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とある中学校のあるクラスの1日をひとりひとりの生徒にスポットを当てて描く作品。思春期ならではの描写がいっぱい。豊島ミホの『恋愛素描帖』みたいな感じ。2013/079