再会

  • 講談社 (2010年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062164658

みんなの感想まとめ

心の奥にしまい込んだ過去と向き合う姿を描いた作品は、ひとつの殺人事件をきっかけに古い友人たちが再会する物語です。ドラマを観た後のモヤモヤ感を解消できる原作は、登場人物それぞれの心情を丁寧に描写しており...

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ観たあとのモヤモヤとした納得いかない部分が、原作読んでスッキリした。

  • 全体的にはおもしろかった。
    ひとつの殺人事件をきっかけに古い友人と再会して、蓋をしてしまい込んでいた昔の出来事に向き合うことになる。
    それぞれの心情を思うとたしかに切ない。
    切ないけど、そんなのアリ?と思う部分もチラホラあって、少し残念だった。

  • ドラマの予告が気になり第1話か第2話を一つ見て、原作があることを知ってドラマはやめて原作を読むことにしました。

    結果的に正解。
    私には原作のほうが断然よかったです。
    ドラマだとどうしても主人公目線になってしまうのですが、原作は登場人物一人一人をフラットに感じ、それぞれの立場、心情がよく描かれていたと思います。

    分厚いですが、字は目に優しい大きさで1文が短いので一気に読めます。

  • ドラマを見てから原作を読んでみた!
    原作は同級生4人の語りで進んでく。
    変えてある所もあるけど、ストーリー自体はほぼ原作通りだと思う。最後以外は。
    ドラマも良かったけど、本で読むと心理描写がより分かりやすいから、やっぱり本で読むの好きだなぁ。

  • 帯に記載されていた通り、丁寧な仕上がりの作品でした。お互いに仲間のことを思いやる、ピュアな少年少女達の気持ちが、こちらまで伝わってきました。

  • 前に読んで、一気読みだったのだけど。犯人、肝心なところを忘れてしまっていた…
    良くできているお話。そして、タイムカプセル、私も持っている。

  • 面白かったです。
    ドラマとはちょっと違っていてドラマを見た後に読んだせいか本の方が人間関係があっさりしてるように感じました。

  • 殺人事件に使われた拳銃。
    在処を知っていたのは幼馴染の四人だけ。
    嘘を吐いているのはだれ…?


    万季子の息子・正樹がスーパーで万引きをしたと店長の佐久間から呼び出された。
    佐久間は、万季子の幼馴染の直人の腹違いの兄・秀之だ。
    万季子は、佐久間に万引きの事を学校や警察に通報しないかわりに金を要求される。
    あの男が金を渡しただけで引き下がるものなのか…。
    元夫・圭介に相談した万季子だったが、正樹の将来を思い要求に応じる事に…。
    圭介と共に出向き30万円を渡すも、更なる条件を出してきた。
    次の日、再度取引の為に訪れた圭介は佐久間の死体を発見する。
    その場を去った二人だったが、刑事となった幼馴染の淳一から事件に使われた拳銃が、
    23年前の事件で、四人がタイムカプセルに入れ埋めたものだったと知らされる。
    万季子・圭介・淳一そして佐久間の異母弟・直人。
    いつも四人で遊んでいた、とても仲の良い幼馴染だった四人。
    一体、誰がタイムカプセルから拳銃を持ち出したのか?
    拳銃を密かに埋めた秘密を共有する強い絆で結ばれたはずの四人が、
    バラバラになってしまったのは何故なのか?
    淳一が夜ごとうなされ続け、深酔いすると恋人の博美に暴力を振るってしまうのは何故なのか?
    誰が嘘をついているのか…?
    そして、23年前の事件の真相は…?

    現在の佐久間殺しの事件の捜査と、仲良し四人の小学時代のお話が交互に描かれている。
    主に幼馴染の四人の視点で、順繰りに語られている。
    少しずつ明らかになっていく事柄。
    佐久間殺しの事件の真相と共に過去の秘密も明らかになっていく。
    色々と予想をしながら読んでましたが、過去の事件はやっぱり淳一が…と、早い時点で
    想像していましたが、良い意味で違っててホッとしました。
    23年前の事件の犠牲者の主婦の幼い子供が気になってて、
    博美…なんて予想してたのも外れてた(笑)

    終盤、万季子親子と博美が偶然行動を共にするところは、少し都合良過ぎって感じましたが、
    それぞれの抱える苦悩が、丁寧に見事に描かれていました。
    大人になった今も、お互いを変わらず思いやる姿が感動的でした。
    万季子が三人に手を広げて倒れ込む様に体を預けたシーン良かった♪
    南良さんの姿も良いなぁって感じたし、執念に感動しました。

  • この作品はドラマを先に観て、原作を読みたくなった作品。
    登場人物もストーリーもほぼ同じではあったが、ラブストーリーの部分だけは違った。
    ドラマ観て気になったのが、正樹君の
    万引きから一連の事件が解決するまでの心情の動きって原作ではどうなってるのか?知りたかったけど原作も正樹君の登場はほぼなく残念。
    結末は承知の上で読んだけどおもしろかった。
    奈良刑事は男だった事、タップダンスのシーンや永井刑事の様な面白いキャラの登場がなく軍配はドラマの方かな。

  • 作者の本だいたい読んでいた気でいたが読みそこなっていた
    タイムカプセル
    幼なじみ
    再会
    淡い思い
    フタをした過去
    ミステリーだけど
    それだけじゃない
    正樹の人生明るいといいな

  • テレビドラマから、はまって原作を読んでみたくなり読んだ。ドラマから、入ってしまったので南良が男性なのと、事件との関連の状況も少し違いドラマのほうが入り込めた。多分本が先ならまた違ったかもしれない。
    江戸川乱歩賞にふさわしい内容だった。
    ドラマの結末では、淳一と万季子が幸せになる感じで終わったけれどそこはドラマになりすぎを感じてしまい、原作の終わり方のほうが自然で良かった。

  • 少々ご都合主義な面が悔やまれる作品だった。
    しかし情報量や伏線が多いにも関わらずとても読みやすく、ちょっとした2時間ドラマ的っつーか火サスな心積もりで読めるというのも才能のひとつだと思う、などと言っておく。

    疎遠だった幼馴染4人が事件をきっかけに再会し、ついでに23年前に起きたとある事件まで解決しちゃおうぜって話。
    南良刑事のスペックがパねえんだが、如何せん魅力を感じられず、というか4人ともなかなか面白い背景があるのに、誰一人として好きになれない、興味を持てないという残念な感じに。

    横関さんはこれから、という作家さんだな。

  • 家族がドラマを観ていたのを、隣で何となく観ていて、気になった原作。

    設定の違いはあるものの、展開はほぼ同じかな?
    真剣に観てなくて曖昧になってた部分が分かって納得した。

    それぞれ10代で抱えたものが大きすぎて、考えると苦しい…。
    だからこそ、安寧とは遠い日々を行き、今になって事件に結びつき、引っ掻き回され、苦しみ、解放された。
    とはいえ、日々も罪も後悔も消えることはないのが、また残酷だ。

    4人が4人であって良かったのか、悪かったのか…。

    目立つ男2人が自分勝手なクズに感じて、仕方ないのは私だけだろうか?

  • 小学校時代に“ある拳銃”をタイムカプセルに埋めた幼なじみ4人が、23年後に起きた殺人事件をきっかけに再会するミステリーです。
    事件に使われた拳銃は、かつて彼らが隠したものだった――。誰が拳銃を掘り出したのか、そして過去に隠された真実とは何かを追いながら、友情や初恋、罪の記憶が交錯していきます。

    ドラマを見てるんだけど、結末がわかってしまってやめとけばよかった…。

    直人の兄がろくでもない人間で腹立つ。
    どんなに腹が立っても殺しちゃだめだけど、腹立つ。
    登場人物4人とも苦悩を抱えているのはわかるけど、特に心に留まる出来事もなく。

  • ​毎週夢中で観ていたドラマ『再会』。その緊迫感が忘れられず、原作小説にも手を伸ばしました。

    映像と活字では設定の異なる部分も多かったものの、頭の中でドラマの役者陣が自然と再生され、一気に読み進めることができました。

    本を読んだことで、それぞれの複雑な心理描写をより深く味わえた一方、「ドラマでは明確な主人公が設定された事でより楽しめる内容となっていた」と、改めて映像作品としての完成度の高さを実感しました。


  • ドラマを観たことをきっかけに原作を読みました。
    内容を知っている分、どんどん読み進められましたが、反面、ドラマの印象が強かったせいか、違和感を感じる部分もありました。
    事の発端が息子の万引きで、それを母親がもみ消そうとしたことから事態が動いていくので、こう言ってしまっては元も子もないのですが、もしうまくもみ消せたとしても、絶対息子のためにはならないよと思ってしまいました。
    最後に江戸川乱歩賞の審査員の講評が読めて面白かったです。

  • あるスーパーの店長が何者かによって銃殺される。殺したと思われるのは、4人の男女のうち誰かで、この人は23年前に「ある事件」に関係していた――

    最後まで一気読みできる面白さだった。殺された店長がろくでもない人間なため、誰に殺されてもおかしくないし(というか殺された方が世のため...)。
    ところが、容易に誰が殺したのかは分からない。こいつか!?と思ったら、あれ?違ったか...という繰り返し。4人の中の1人は警察だが、それでも怪しい。
    23年前の事件の回想が途中挟まれ、段々何が起きたのかが読者にも分かるようになっていくのだが、まさか事件の真相が今になって暴かれるとは驚いた。
    しかも、事件の当事者でさえ知らなかった事実まで明らかになるという二重の驚きもあった。でも、小学生の撃った弾が15m先の人間に命中することだって、まぐれだがないとは言えないと思うんだけど。

    しかし、殺された方が世のためな被害者ではあったが、こいつのせいで服役するぐらいだったら、最初から通報するとか、もっとうまいやり方をした方が良かっただろう。
    外野の立場では簡単にそう思えてしまうが、当事者だったら、たったいくらかのお金で報われるんだったら...と考えてしまうんだろうな。

    酷い事件がきっかけとなったものの、ずっと残っていた罪の意識は綺麗に清算され、気持ちの良いラストだった。ドラマは未見だが、原作と同じなのか少し気になる。違ったらそれはそれで良いし。

  • ドラマを2話ほど観てから読みました
    淳一がDVな時点で、あ、嫌いってなっちゃって、DV男と別れない女も嫌いだから、その設定いらなかった。

    万季子も子供の万引きを隠蔽する為にお金払ったり、結局息子に1番辛い思いをさせてて、好きになれない

    全体的に驚きもなく普通

  • 小学校時代からの仲の良い4人組
    地元の素行の悪い友人の兄が殺されたことで再会する
    南良の素性と年齢は意外だった
    万季子の佐久間に対する感情がもう少し知りたかった高校時代に起きたことで引っ越しまでしたのならなぜここの土地に戻ってきたのかと疑問が残る
    登場人物の感情に物足りなさやを感じるが おもしろかった

  • 現在ドラマで放映中の原作ということで、読んでみました。原作とドラマでは大筋は一緒だけれど、細かい描写は少し違う点もありました。どちらもミステリー作品として楽しめました。ドラマがどのような終わり方を見せるのかこれからの展開が楽しみです。

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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