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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062164665
みんなの感想まとめ
心情が淡々と描かれたこの作品は、シングルの女性たちを中心にした連作短編集で、リアルな日常や恋愛模様が織り交ぜられています。著者はエッセイニストとして知られる岸本葉子で、初めての小説作品として期待を超え...
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれて借りてみた。短編集だった。
ちょっとずつリンクしてる感じで、まったく同じ登場人物が出るのもあれば、
この話はどこがリンクしてるのかな?と記憶が曖昧になってしまう話や・・・
印象に残ったのは百貨店の店員さんの話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて読んだ岸本さんの本。
日経ウーマンの妹たちへで、素敵なエッセイストさんやなと思った印象どおり。
さわやかな読後感の小説。
心情が淡々とリアルなかんじです。 -
岸本葉子が小説を書いていたのは、まったく知らずにいた。NDC913の棚でこの本をみつけ、え?岸本葉子?小説?と思い、ぱらっと奥付をみると、これが初めての小説だと書いてある。借りてきて、読んでみた。
巻末の表題作は、たぶん尾道と思いつつ読んだ。父が生まれ育った尾道は、私がごく幼い頃に父の母、私にとっては祖母が亡くなって、何年かにいちど墓参りにいくところ、という場所。父の実家も、もうずっと前に手放されていて、今はどうなっているのか。かすかに、かすかに記憶がある。そう遠くないところに伯母が住み、私自身も広島県内に3年住んでいたことがあるから、それなりに馴染みのある場所。
一つひとつの短編集と思いきや、これが登場人物がゆるく連なる連作短編集なのだった。
岸本葉子といえば、"年上の酒井順子"のような身辺雑記風のものがかつては多かった。そのうち「ひとり」とか「シングル」がどうのこうのという書きものも増えてきて、この小説も登場するのはシングルの女たち。
達者に書くもんやなーと思ったが、ぐぐっと強い印象は残らない感じ(イマドキの小説は、そういうのが多い…自分の記憶のせいもあるのだろうが、あとでタイトルはおぼえていても、何の話やったっけとすっかり忘れてしまう)。
私は、この人ががんになったときに書いた本が、理科の観察レポートみたいで、こういう観察ものを書くとこの人ええなあというのが今も印象に残っている。
(1/22了) -
ああ、もろ、ど真ん中。やられちまった。同世代の話、ということもあるけど。この筆者のは初めて読んだが、元々エッセイニストで、初小説だということ。えーそうなんだ。とっても気に入ったんだけど。
一番の作品が「分別ざかり」。50代のちっちゃな恋愛もどきの話。『恋愛だってしていい立場になって、そのときにたまたまな目に入るところにいたのが・・』というあたりにうなづきまくる。それでいて、『10数える間凭りかからせていただいきたい』という、イマドキの中学生が聞いたら笑っちゃうくらいのお願い。わかるわーー!!
早く、第二作を読みたい。 -
40から50代くらいの独身女性、それぞれの思いを表した短編集。
まさに、50になった独身の私。話に出て来そう笑
体のこと、男や家族との関係、独身だからこその不安。この微妙な年だから共感できることも多く、短編なので読みやすく良かったです。
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人生の折り返しを過ぎて、ぼんやりとこの先を考える。
正直、何を読んだっけ、どんな話だったっけ、という印象。でも読み終えたのでつまらなくはなかったはず。
彼女のエッセイは、過去にとてもおもしろく読んだ。 -
アラフィフ女性が主人公の短編集。それぞれの登場人物に繋がりはあるか物語自体は独立している。
タイトルから「空き家に出会ってから再生させるまでのストーリー」だと勝手に想像したが、実は女性たちの抱える事情やこれからを思う心情を描いたもの。
自分と同世代の主人公なので、重ね合わせて読もうとしたけれどなんだか寂しくせつない気持ちになってしまった。
少なくとも「明日からまた頑張ろう!」という気になるお話ではなく、「私もいい歳だからいろいろかんがえなきゃなのかな〜」という感じになってしまった。 -
一人でも変わりなく生活し続けられるといいのに。ちょっとした変化があるとドキドキしそう。
ある程度の年齢で急激な変化には対応できそうにないわ。
いろいろな仲間がいて、うまく気分転換できればいいのかもね。 -
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タイトルが面白そうだったので読んでみたけれど、短編集だった。いずれも主人公は全て40から50代の女性で、なんかさみしげな印象のものばかり。いや、まだまだこの年齢は全然元気でしょ!と終始内心突っ込みながら読んでた。
いつか自分もこの年齢になるのに、こんな暗い感じでしかいられないなんて嫌だなあと思ってしまった。もう少し希望が持てる内容が良かった。 -
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人気エッセイストの初の連作小説集。 50歳、独身、ひとり暮らし。人生の曲がり角を迎えた女性たちが人生を見つめ直し模索する、それぞれのこれから。人気エッセイスト初めて挑戦した連作小説集。
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初の小説とのこと。初めは、短編集かと思ったのだが、連作になっていて、より愉しめた。職場やプライベートでの、50代の独身女性の微妙な立場や、他人に向ける視線の複雑さが絶妙に描かれていると思う。新しいことを始めるには勇気がいるくらいには歳を重ねてきているし、さりとてこのままで人生終わらせるのももったいない。生きること死ぬことを考える微妙な年代が50代ということだろう。気の合う同世代がいたとしても、突き詰めれば人間独りなのだよなぁと思わされもする一冊である。 -
岸本さんのエッセイーは好きなんですが・・・
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エッセイストである著者による初めての小説。
登場人物が少しずつリンクしていく短編集です。本のタイトルにもなっている短編の舞台は尾道かなと思いながら読みました。
昨日読んだ本の著者の群ようこさんにしても、この本の著者の岸本葉子さんにしても、しっかりと自分というものを持ち一人で生きていく強さを持つ女性というのが作品から感じられて勇気づけられます。もちろん、家族や友人が大切というのは当たり前ですが、やはり一人でも楽しく生きていける人が一番強いのかもしれないと思います。
もう若くないんだ…なんて最近ちょっと考えてしまう女性におすすめです。 -
2013.09.08
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どの話もさらっと読めるのだけど
『明日も歩く』が心に残った。
話がほそくつながっているのもよい。
けど多生の縁だけどこがつながっているのか
わかりませんでした。 -
文章がすっきりして読んでいて気持ち良い。
引用した自転車に関する描写(友人にあげた自分の自転車をながめる)のところ。自分の物だった自転車、乗る友人、それをベランダから眺める自分、さらにそれらを眺めている客観的な視線を感じる。
主要な登場人物は4,50代の女性で、みな大人として甘えのないところが好ましい。かといってぎすぎすするわけでもなく。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
岸本葉子の作品
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