経営者の運力 逆境をチャンスに変える神秘の智恵

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062164788

作品紹介・あらすじ

逆境をチャンスに変える神秘の智恵。天外流「運命のマネジメント」の極意を公開。

感想・レビュー・書評

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  • 210419
    運力

    自らの運命の流れをしっかり見極めて、幸運にも有頂天にならず、不運にもジタバタせず、淡々と対処することができる能力

  • 恐怖の根源は死の恐れ、自身の嫌の想いに深く向き合う。
    物質的な成功と精神的に満たされることは違う。

  • 2011/11/29

  • TOPPOINT 2010年12月号より。

    著者は元ソニーの上席常務。

    人生において、好運に恵まれることもあれば、
    そうでないこともある。
    本書は、こうした運命への対処法を説く。

  • モンテッソーリ教育

    成功の要素>目標の的確さ、チームの運力>余裕、笑い、遊び心

    すべてに感謝をしていれば、やがては感謝すべきことしか起きなくなる。

    「生きることを諦めたらすぐ死んじゃうよ」「生きることに執着するとすぐ死んじゃうよ」

  • 経営者の土台は4つ「人間力」「直感力」「時代を読む力」「そして「運力」。なろほどなあ。。しかも、運力とは「運をマネジメントする力」とあります。確かに運をマネジメントするいう言葉は非常に深い。

  • ■運力
    1.幸運と不運は簡単に区別はできない。波にはピークがあり、ボトムもある。だが、ボトムといえどもエネルギーがないわけではない。実は、ピークと同じエネルギーを保有する。勝手に「いい」「悪い」のレッテルを貼っているにすぎない。
    2.自分を「冷静に」「客観的に」「中立的に」眺める。この3つを、もうひとりの自分は心がけねばならない。
    3.人間万事塞翁が馬

  • 「経営者の運力」

    著者の天外伺朗さんは、ソニーのCD、
    ワークステーションNEWS、AIBOの開発者。
    46歳でソニーの取締役。
    元ソニー上席常務。

    運気、運勢というと、そういうことをあまり信じない人も多いかと思います。

    でも、世紀の発明をした人が言うんだから、ちょっと
    読んでみようかなって興味を持ってもらえたら嬉しいです。

    前日本代表監督の岡田武史さんとの特別対談付き。

    それと別の視点で、ソニーの井深さんの素晴らしい運力、
    創業者の魅力があふれるほど伝わってきますし、

    どうしてソニーが凋落したのか、内部の目で書かれています。

    著者の天外さんは、現在「天外塾」という経営セミナーを主宰、
    岡田監督はじめ第一線で活躍する多くの経営者が受講。

    著者いわく、経営者の大切な資質が「運力」。
    一般的な「幸運を呼ぶ力」という意味ではなく、
    「自らの運命に対するマネジメント力」

    ◇どんなときも自分を「冷静に」「客観的に」「中立的に」みつめる
    「もう一人の自分」を認識できると、「運力」は強くなる。

    ◇アメリカ流成功哲学に学んで金持ちになっても、幸福は保証されない。

    ◇「フロー経営」を体系化した「人間性経営学」が21世紀の新しい潮流になる。

    ◇成功するプロジェクトの条件は、目標の的確さとチームの運力

    ◇笑いやユーモアは運力の象徴。笑いのない会議に運力はやどらない

    ◇感謝こそ最強の祈り。すべてに感謝していれば、感謝すべきことしか起きなくなる。

    ◇宇宙の秩序をゆがめてエゴを追求するものは、社会的成功と引き換えに運力を失う。

    ◇経営者はいっときの成功以上のものを求められる存在

    ◇経営者は、自らの人生だけでなく、多くの人に多大なる影響を充てる存在。

    とりわけ運力の強化が重要。

    経営者に限らず、あらゆる人にとって、
    自分の人生、運命を切り開いていこう、と強く思われる方に
    ぜひ読んで欲しい一冊です。

  • ・不運に見える出来事の中に、幸運の種が隠れている

    ・運命は波と同じ。ピークだけの波は存在しない

    ・精神の未熟さが、自らの悪い運命を作り出す

    ・自らの中に「もうひとりの自分を育てる」
     -冷静に
     -客観的に
     -中立的に

  • 2010年26冊目。

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著者プロフィール

工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)『自然経営』(武井浩三・共著)『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』『「自己否定感」』『「融和力」』(いずれも小社刊)など多数。2021年の夏、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした。

「2022年 『「正義と悪」という幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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