- 講談社 (2010年10月1日発売)
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感想 : 26件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062165099
みんなの感想まとめ
様々な小さな願いが交錯する物語が描かれています。可愛い妹が欲しい、元恋人との復縁、部下との禁断の関係など、日常の中で抱える人々の切実な願望が9つのストーリーに集約されています。読みやすさがある一方で、...
感想・レビュー・書評
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読みやすいけど特に何も残らない…。
子供3人も産んで育ててくれた妻に対して、嫁選びに失敗したとか言う男の話は胸糞悪かった。
ツイ廃のヒモ彼氏にフラれたアラフォー女をみんなで励ます話は好きだったな。女友達っていいなあ。 -
死にたいのか生きたいのか。死にたいのか生きたいのか。死にたいのか生きたいのか。死にたいのか生きたいのか。生きたいのか死にたいのか。
心の中で何度も考え、
「甘ったれんな」
と小さく口に出して言った。
(P.212) -
読みやすかった!他の本も読んでみたいな。
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願い 一つ一つの願いが交差する
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難しく考えずにサラッと読める。ちょっとサラッとし過ぎな感もあるけど。
短編で終わらせずに広げられそうな物語ばかりなのに、宙ぶらりんな終わり方で何だかモヤモヤ。まぁ『願いを叶える』じゃなく『願い』がテーマだから、願った事がどうなったかというのは大した問題じゃないのかも。
読後感は悪くないけど、しばらくしたら内容は忘れてしまいそう。 -
久々に藤野さんを読んだ。文体、割と好き。ぐっとくるような、残るものはあまりない。強いて言えば、お願い玉、が良かった。
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軽い気持ちで図書館で借りた本。
日常を軽い文体で書いていて、さらりと読めた。 -
短編集。
さらっと読んだ。
心に残る話がなかったな。 -
藤野千夜久々に読みました。今回のは、ちょっと毒?棘?チクッと引っかかる感じがなかった。要素はあるのに・・・。物足りない?普通っぽい?「おしゃべり怪談」がインパクトあって、意外性があっておおぉーって感じだったので、あの感覚を求めていたから、かしら?
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いつもよりちょっとだけやさしい気がする。みんななにか足りなくて、それを願って暮らしているのかなぁ。切なさやら生きづらさやらを抱いて、なおかつ一縷の希望というのを信じてみようと思う。「ノーチャンス」の中の“ピチカート・ファイブのヴォーカルは、まだ佐々木麻美子なのだと思っていた。(嘘)”には、ふいた。
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タイトル通り、願いをテーマにした9つの短編集。サラッと読み進めることが出来、そのままサラッと終わりを迎えてしまうので、一瞬「あれ?もう終わり?」と戸惑ってしまう。そういう作風の作者さんなのかもしれないけれど、薄味すぎるのでもう少しパンチが欲しかった。『お願い玉』は好き。
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願いをテーマにした短編集。
いずれの作品も感情移入するほどではなく、別に読まなくてもいいかな、って感じ。 -
いつも藤野さんの著作にはジャケ萌えします、例にもれず今回も!(稲葉さゆりさんの装幀、好きです。)
ささやかな「願い」をテーマにした短編集。個人的にはものすごくツボでした。初期の藤野さんを彷彿とさせる、しょぼくれた日常から透けて見える可笑しさと切なさ。この「切なさ」に胸をぎゅっと掴まれる。さらさらゆるゆるとした展開だから、読む人によっては物足りなく感じるかもしれない。でも、ゆるいながらもほんのちょっと、明日に向けての希望が感じられる終わり方が好きで、そのリアル加減がまるで自分の日常のようで、勝手に元気付けられている。くたびれかけたアラフォー女の話がいくつかあったからかな。素朴で、不器用な登場人物らの生き方は、要領が悪いかもしれないけど時に微笑ましく、愛おしい。
個人的にお気に入りなのは、おばあちゃんへの愛情を感じさせる「願い」、妹萌えを逆手に取って皮肉っぽく描いた「妹思い」、老いた妹を亡くした兄が、葬儀を機に自分の人生を振り返る「散骨と密葬」かな。 -
久々の藤野千夜さん。うん、いいなぁ、彼女(って言っていいと思うんだけど)の文章、好きだなぁ、って改めて思いました。「三つのお願い」を微妙にかなえてくれるお祖母ちゃん、妹が欲しいと妄想していたら父親の再婚で実際に妹ができてしまった「ぎりぎりオタク」の男の子、小学校の同級生の男の子から霊が見えると言われて行動を共にする女の子、大きな息子が三人いても自分は「密葬と散骨」でいいと見切りをつけてしまう“あんちゃん”、兄からもらった“お願い玉”をずっと大事に持ち続け、実際に成功していく妹・・などなど、時折、乾いた小オカルトも入りながら、今の時代に生きる「普通の人たち」を優しく描いているところがよかったです。人生って特別なことなんか、そうそう起こるもんじゃないよ。毎日、毎日がやってきては去っていく。でもそれは空しいとか、つまらない、とかいうことじゃないんじゃない?というメッセージを汲み取ってしまうのは、続けて「田舎の紳士服店のモデルの妻」を読んでしまったからかも、なんだけど。
著者プロフィール
藤野千夜の作品
