竜が最後に帰る場所

著者 :
制作 : くまおり 純 
  • 講談社
3.63
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本棚登録 : 924
レビュー : 177
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165105

感想・レビュー・書評

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  • これも良く読むと沖縄色が現れている作品です。
    竜の位置付けを読み解くことが鍵ですね!

  • 昔は煙に巻いたような話って好きじゃなかったですけど、
    最近そのよさがわかるようになって来ました。

    この人はベースは現実で異世界に紛れ込んでいくタイプ(よにきもみたいな)が多いなという印象でしたが、
    最近の作品はとっちらかった状況がだんだん整理されていき、
    自然に沈み込んでいく感じ。
    深く考えず展開の流れに乗るのがいいんだなと、読み方がわかれば楽しめます。

    表題となった最後のお話はうーん、あまり好きではなかったけれど。
    他4編はぞわぞわじわじわ恐いお話。
    文章が流れるように自然で、人物描写がうまいなあと思います。

  • 短篇集です。
    その中でも、オウムの話が気に入りました。
    作中ではとある能力が登場しますが、
    どうやって集まるのか、逆の力を持つ人物がいるのかなど、
    色々想像できて楽しかったです。

  • 図書館で借りてみました。

    不思議な話の短編集ですが、印象としては、そうじゃないモノが目立ちました。
    「風を放つ」は特にそうで、ちょっと不満。

    「夜行の冬」が特に良かったし、それに続く二つも恒川さんらしいと言えばらしいかな。
    今回も、淡々とした文章で、知らない内に不思議な世界に引き込まれていくような感覚が楽しめました。

  • 恒川 光太郎はたしか北海道新聞の書評で「雷の季節の終わりに」が紹介されていて、おもしろそうだなあと思って、図書館で借りて読んだのを最後に読んでなかった。怖かったようなおもしろかったような記憶があったので、図書館ぶらぶらしたときに借りてきた。

    おもしろかったけど、半分くらい読んで、なんとなく飽きて読むの辞めてしまった。読んでる途中で、たぶんわたし一文一文が短い文章読むの苦手だな、って思った。

    読んでる本途中でほっぽりだすの久しぶりだな。
    そのうち夜市くらいは読もうかなー。

  • 独特の世界観は相変わらずで、それはやっぱり良いと思う。ただ、あくまで短編集と言われればそれまでだけど、それぞれの章ごとの印象が散漫で、自分的には読後感が今一つ。読解力が乏しいだけかもしれないけど。

  • 今まで読んだ恒川光太郎作品の中で、一番好みじゃなかった。
    「夜行の夜」と「鸚鵡幻想曲」は好き。

  • 如何にも恒川光太郎らしい作品と、こういうのも書くのだと新たな魅力に気付かされる作品が揃う作品集。
    一番らしいのは「夜行の冬」でしょうか。夜の街をガイドさんに引き連れられ歩き、今とは違う自分の住む街へと辿り着く。しかし歩いている時振り向いてみると、そこには何かが。こことは違うどこか、今とは違ういつか、自分とは違う誰か。そういうものが混沌となり迫って来る感覚がいいです。
    また「鸚鵡幻想曲」の幻惑的な美しさも息を飲みます。ここで終わりと思ったら、その先に思いもよらぬ世界が待っていました。
    世界と世界の狭間を垣間見るような感覚が、恒川光太郎の魅力でしょうね。

  • ファンタジー寄りな感じの短編集ですね。
    喋らない赤い服のガイドに連れられて平行世界へと歩く「夜行の冬」とか、実は鸚鵡だった男が主人公の「鸚鵡幻想曲」なんかが面白かったです。

    絵 / くまおり 純
    装幀 / 斉藤 昭(Veia)、山口 美幸(Veia)
    所出 / 『群像』2007年5月号、『エソラ』vol.4・5・7・9。

  • 返却期限が迫っていてナナメ読みになってしまった。
    ビジュアル的には鸚鵡の話がおとぎ話的で好きかな。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』『金色の獣、彼方へ』『南の子供が夜いくところ 』『スタープレイヤー』『ヘヴンメイカー』などがある。

「2018年 『滅びの園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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