茶の湯とキムチ (The New Fifties)

著者 :
  • 講談社
3.40
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165587

作品紹介・あらすじ

なぜ日本人と韓国人は必要以上にお互いを意識するのか。知られざる交流の歴史から、独自の新しい視点をもって日韓関係を読み解く「鳥瞰の文化論」。韓国にルーツを持ち日本で育った著者が、グローバル社会で両国の向かうべき道を提起する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 相互に影響を与えあって成立するのが文化であって、どちらが先だから優れているだとか、どちらからどちらへ流入したものだとか論じるのはなわか違うんじゃないか…みたいな提言。
    似ているので異なるところを探し、細かな差異でいがみ合うことがあるがより異なる文化の中へ行くと親近感が出てくるというのは面白いなと思った。

    文化の話とは離れますが、平家の落人伝説の残るところは南方系が山奥へ逃げていった末裔なんじゃないかって話はすごく面白かった。肝炎ウイルスは垂直感染(母から子へ)するもので分布を調べるのにいいそうですが、落人伝説のある地域に有意に多いそうで。

    茶食(タシク)、薬菓(ヤックァ)食べてみたい。

    おじいさんが東京に渡ってきて丁稚奉公していたという方の本。本人は読み書きはできても聞いたり喋ったりはできないそうです。

    210.1

  • [ 内容 ]
    なぜ日本人と韓国人は必要以上にお互いを意識するのか。
    知られざる交流の歴史から、独自の新しい視点をもって日韓関係を読み解く「鳥瞰の文化論」。
    韓国にルーツを持ち日本で育った著者が、グローバル社会で両国の向かうべき道を提起する。

    [ 目次 ]
    プロローグ 鳥瞰の文化論のすすめ
    第1章 キムチと茶に見る隣国の影響(この一〇〇年で激変したキムチの味;茶の湯と異国趣味)
    第2章 古代から始まった日韓交流の根源(アジア各地に見られる神道の類型;古代大和の渡来人ヘゲモニー争い ほか)
    第3章 近代における複雑な日韓関係を解く(日本は韓国の陶磁器文化を破壊したか;李朝と江戸―善隣外交と国力の逆転 ほか)
    第4章 半島と島国―地形と気候がもたらす国民性(混合文化を生きる日本人;戦いの連続だった韓国人 ほか)
    第5章 グローバル時代の新たな日韓関係を考察する(日韓間の「反感」を解決するヒント;歴史は「複眼」で見るべし ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 日本と韓国は似ているからいがみ合ったりするのではないかな。
    かつて、韓国では日本の自由な社会、努力すればだれでも成り上がれる社会に憧れて、ジャパニーズドリームを目指してやってきた人たちが1910年代まではいた。
    そういう人たちを大切にするべきだ。
    彼らは早稲田が多い。
    サムスンの創始者もそうらしい。

  • 和服の女性とキムチのビジュアルで、中身を読まずに購入。ちょっとしたきっかけで韓国に興味を持ち、手当たり次第に勉強中です。
    本書で印象に残ったところ
    ・トウガラシはどのように朝鮮半島に渡ったか
    ・日本ではトウガラシを食用としてでなく別の目的でつかっていた
    ・日本の茶室のデザインは、朝鮮半島と関連がある
    なるほど、そんなこともあるのかなぁと思った。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜市立大学医学部卒業。医学博士。同大学大学院医学研究科修了。1979年から1981年まで米国スローン・ケタリングがん研究所に客員研究員として留学。日本東洋医学会漢方専門医・指導医。現在、日本薬科大学学長。漢方医療の専門家として、『図解 東洋医学のしくみと治療法がわかる本』(ナツメ社)、『病気にならない朝カレー生活』(中経の文庫)、『名医が伝える漢方の知恵』(集英社新書)、『その生き方だとがんになる:漢方治療の現場から』(新潮文庫)、『ガンが逃げ出す漢方力』(ヴィレッジブックス)ほか著書多数。

「2019年 『顔の読み方 漢方医秘伝の観相術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丁宗鐵の作品

ツイートする
×