お金の神様 資産を守る、投資で儲ける!

著者 :
  • 講談社
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感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165617

作品紹介・あらすじ

もっとも予測の当たるエコノミスト」が下す「100の託宣」
デフレ、円高、株安……。先行き不透明で投資が難しい時代を乗り切るには、「経済の大きな流れ」を読むしか方法がありません。
目先のニュースに一喜一憂している場合ではない。ニュースの背景にある構造的問題をとらえることなしに、資産形成など不可能です。
あなたの資産を守り、そして投資で儲けるためにはどうすればいいか。
本書には明日からすぐにでも使える「考え方」が詰まっています。
「経済の大きな流れ」が読めれば、あなたにも成功が待っている!

●株式、為替、外貨預金、不動産、保険……あなたの「100の疑問」に答えます
・マンションの買い時は?
・いま外貨預金を始めていい?
・円高はどこまで進む?
・優待狙いで株を買うのは「アリ」?
・住宅ローンは年収の5倍まで?
・絶対に買ってはいけない銘柄は?
・日本は国家破産する?
・企業年金はちゃんと出る?
・会社四季報のどこを見る?
・外国人が好む銘柄は?
・定年後のポートフォリオは?
・日経平均「1万2000円」の壁とは?
・保険は貯蓄型がお得?
・投信は毎月分配型がいい?
・金投資のベスト商品は?
・投資だけで生計が立てられる?
・サラリーマン向きの投資法は?
・個人向け国債は投資対象になる?
・長い目で見て有望な銘柄は?
・子供にはどんな会社に就職させるべき?

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの景気を読む、最も有効な授業は雇用統計です。特に非農業部門雇用者数の増減
    まずは法人税を引き下げて、企業の収益を上げる。その結果として賃金が増え、正規社員化が進む。これがあるべき順序でしょう
    農業に予算を回せば、地方の企業雇用対策になるし、内示も拡大する
    アメリカの宇宙産業は失業対策として始まり、後にNASAを生んだ
    金は世界経済が混沌とした時に安全資産として買われる商品なのです

  • アメリカの景気を読む、もっとも有効な指標は「雇用統計」

    統計的に9月10月の相場は危ない

    特に材料がないのに急騰したら、とりあえず利確

    好きな相場格言は、「相場は相場に聞け」「休むも相場」「頭と尻尾はくれてやれ」

  • 震災前の経済状況なので、予測の参考にするのは難しいが、考え方は勉強になる。保険は掛け捨て、配当型の投信は無駄、若者の労働対策あたりは同意。「休むも相場」「頭と尻尾はくれてやれ」201312

  • 2年前の本ですが、勉強になることも書かれてました。

  • タイトルと中身にはズレを感じるけど、投資や経済については勉強になる一冊です。

  • 雑誌で連載していたものを纏めて本にして出版したもの。大きな流れで投資することが必要と説き、その発想自体は頷ける点が多い。また割安銘柄を探して長期保有を勧めるものでもなく、時には全て現金化して投資を休むことも必要と言う点は投資の参考になる。「最も予測の当るエコノミスト」というふれこみであるが、クリーンエネルギーと言う視点・分野への投資も推奨しているあたりは、流石に地震・東電の影響まで予測することはできなかった様子。

  • 資産運用や経済に関するさまざまな質問に回答するコラム集
    ただ資産運用と言ってもバイ&ホールドの長期投資を推奨してはいない

    日本(グローバル経済全体も含め)が右肩上がりの成長期ではなく上がったり下がったりのボックス相場だから 「休むも相場」 を基本スタンスとしています

    他にも著者の好きな相場格言が2つあります 「頭と尻尾はくれてやれ」

    底値を確認してから買うのは正しい
    高値を確認してから売るのも正しいでしょう

    だけれども 「相場は相場に聞け」 の如く常時、マーケットの事を気にするのはどうか?
    コツコツ積み立て投資は底値も買うし高値も買う行為になるが逆の意味で 「頭と尻尾はくれてやれ」 を実践しているのかもしれない

  • 著書は「週刊現代」の「お金の神様」という連載をまとめたものです。読者からの質問に著者が回答する形式で、FPであり、エコノミストでもある著者に寄せられる質問内容は多岐にわたっており読んでいて飽きません。

    また、著者は連載にあたり、雑誌が掲載されるまでのタイムラグを考慮し、時事ネタも考え方を中心に原稿を書いたそうで、こうして書籍となっても、ネタが古いという印象はほとんど受けません。

    著者に寄せられた質問の例は以下のようなものがあります。

    日本経済が復活するウルトラCはありますか?
    FXレバレッジ規制は不公平ではありませんか?
    住宅ローンは年収の5倍までなら大丈夫ですか?
    なぜ日本株だけ上がらないのですか?
    外国人投資家が好む銘柄はなんですか、?
    オバマ大統領の支持率が下がると何が問題ですか?
    若者の不安を取り除く方法は?

    これらの回答に対し一貫して著者が主張していることは「大きな流れを読め」ということです。 
    著者の回答例をあげます。

    子供の就職先を選ぶとき、経済の大きな流れを見れば、大企業も倒産しかねない状況ですから、「自分を育ててくれる会社」という基準でみるとよい。

    生命保険の貯蓄型か掛け捨て型かを選ぶとき、生命保険会社も倒産する時代であり、給付金額が約8割削減された事例もあることから、貯蓄と保険は切り離して考えたほうが良い。さらに、死亡保障は、その人しか収入がないという場合だけ加入すればよい。ほかに収入があるならそれで生活費がまかなえるからだ。

    株の銘柄選定にあたっては、会社四季報のPER、PBRなどから判断しても、無意味である。会社が業績を下方修正するだけで、いっきに割高株になってしまうからだ。逆に好景気のとき、ものすごく高成長の会社のPERが百倍だとしても割高だと単純に言えない。会社四季報は倒産リスクを知るための銘柄落としに使う。

    このように、なぜそうなのか、という理由を中心に書かれています。 
    そして、この「流れ」を読むために、著者は「新聞の切り抜き」をしているそうです。 
    気鋭のエコノミストが切り抜きをしているとは思いませんでしたが(イメージ的にデータ保管か電子新聞かと・・・)、 
    やはり著者の的を得た回答は地道な努力の賜物なのですね。

    私も、今年はまず、新聞の切り抜きからはじめてみたほうがよいのかもしれません。

  • いつもどおりの安心感。
    100のタイトルネタを用意。
    環境バブルの前に財政再建か。
    冷静に来年再来年は悲観的な経済視点を持っていたい。

  • 本日の一冊は、「もっとも予測の当たるエコノミスト」の一人とし
    て知られ、数多くのベストセラーを持つ中原圭介さんが、これから
    の資産防衛法と投資チャンスを論じた一冊。

    もともとは「週刊現代」の連載で、「お金の神様」というコーナー
    の記事を50回分(1年間)、まとめたもの。

    具体的な市場や金融商品、銘柄まで、かなりディープに語っていま
    すが、論拠や長期トレンド、変数が変わった時の対処法まで詳しく
    語っているため、現在読んでも役立つ内容です。

    相変わらず歯に衣着せぬ物言いで、「金融機関に資産運用のプロな
    んかいない」「REITビジネスは終わった」「ゆうちょ銀行が国
    債を買えば買うほど、日本の放漫財政を支える形になる」など、本
    音トークがさく裂。

    ご自身のマーケットの見方を詳しく説明した上で、資産運用のアド
    バイスをしています。

    ・デフレ下では現金が一番強い
    ・貯蓄型保険は「入っちゃいけない」
    ・一般的なサラリーマンは住宅ローンを借りてはいけない
    ・状況が不透明なら売買を休むことが、最大の防御になる

    ほかにも、トヨタの戦略を批判したり、「日本と韓国の経済共同体」
    を提案したりするなど、広い視野で見たコメントも要チェック。

    これからの投資機会を探る方、資産防衛のヒントを学びたい方に、
    ぜひ読んでいただきたい一冊です。


    '00年代に入って首都圏の地価だけが上がったのは、海外ファンドが
    商業用地を買い、それが周囲の住宅用地に波及したからです。しか
    し、世界的な不況で、欧米の金融機関が際限なくカネを貸さなくな
    った。ファンドは日本を去り、しばらく戻ってきません

    「在庫率」の統計はないので、不動産経済研究所が毎月発表するマ
    ンション市場動向で「契約率」を見る。契約率が落ちれば在庫が増
    え、価格も下がる傾向にあるからです。過去、契約率が60%を切る
    と、だいたい底になっていますね

    期限付き政策というのは、あくまで「需要の先取り」であって、境
    目で大きな反動をもたらすのです

    景気が若干よくなれば、欧米が政策金利を上げ出す。すると日本と
    の金利差が開き、円安トレンドも始まる。そのときこそ出動のチャンス

    デフレ下では、モノの値段に対して、相対的にお金の価値が上がっ
    ていく。現金が一番強いのです

    むしろ、プロの運用だと、相場変動への対応が遅れがちになる。あ
    まりの下落ぶりに動揺した顧客が投資信託を解約し始めてから売る
    ので、「底で売る」ことも少なくない

    成熟社会の日本では、車を買う人の数が限られている以上、「薄く
    広く」という戦略では苦しい

    リスクを冒してまで暴騰銘柄を狙わなくても、「出遅れ銘柄」はた
    くさんある

    貯蓄型保険は「入っちゃいけない」

    住宅ローンを組む場合、まずは「失業しない」「給料が下がらない」
    ことが絶対条件

    いま金が史上最高値水準にあるのは、基軸通貨としての信頼が揺ら
    ぐドルの代替資産として買われているから。まだドル安が続いてい
    ますが、1~2年後にアメリカが利上げしてドル高に転換すること
    があれば、金は下がる可能性が高いので注意が必要

    残念ながら、トヨタの国産車の品質が落ちる兆候はあります。豊田
    章男社長は低価格路線を進め、ブランド価値を棄損しています。こ
    れでは熟練工のプライドも傷つけられ、モチベーションが下がる。
    値下げ圧力は下請け会社にもかかるので、不良部品が生まれる可能
    性もある

    「扱いは小さくても、内容は大きな記事」に出会えるかどうかが、
    投資の成否を分かつ

    韓国の法人税率は24%と、日本より16ポイントも低く、サムスンは
    日本企業よりも余裕資金を生み出せる。その資金は国際競争を勝ち
    抜くために、積極的に投資に回されています。為替と法人税で大き
    なハンディを抱える日本の企業が、そもそもサムスンに勝てるはず
    ないのです


    ◆目次◆

    第1章 保険は掛け捨てで十分!
    第2章 REITビジネスは終わった!
    第3章 住宅ローンは借りるな!
    第4章 毎月分配型は世界の非常識!
    第5章 頭と尻尾はくれてやれ!

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著者プロフィール

1970年生まれ。慶應義塾大学卒業後、金融機関や官公庁を経て、現在は経営・金融のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」の経営アドバイザー・経済アナリストとして活動。大手企業・金融機関、地方公共団体等への助言・提案を行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・経済教育の普及に務めている。「総合科学研究機構」の特任研究員も兼ねる。実質賃金、実質成長率など、名目数値よりも実体経済に近い数値推移で市場を把握する。著書に『AI×人口減少』(東洋経済新報社)、『日本の国難』(講談社現代新書)など。

「2021年 『マンガでわかる その後の日本の国難 稼ぐ力の高め方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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