- Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062165792
感想・レビュー・書評
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淡々と短い文章で進むので、読みやすいです。一気読みするというよりかは少しずつ読み進めるのに向いてる本だと思いました。そういう点では、普段あまり読まないジャンルだったので新鮮で良いです。
ただ、個人的は、主人公を筆頭にでてくる女の子たちが奔放すぎて、1ミリも共感できるところがなかった。
愛し合ってるの?は?と思いながらも、自由な女の子って現実にもいるので、こういう思考回路なのかなって疑似体験できた気がします。わたしにはついていけない…笑
何を伝えたいのか最後までわかりませんでしたが、意地になって読み切りました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カラッと、ドロっとしている作品
美緒があまりにも堂々としているので、途中から
あれ、おかしいと思う私がおかしいのか?と思えて
きてしまった
長い作品なので、最後まで読み終えてから初めに戻
ると、ああ初めはこういう関係だったのかあ、と感
慨深くなった -
二十三歳から二十五歳までの出来事なのに人生の全てのように濃密で、健太郎からサスケにという美緒の相手の変化や、周囲の人の描写があるにしろ、恋愛ばかりなのに偏りや厚さを感じさせない大河叙事。人の人生の色々を濃やかに覗かせて貰うみたいで興味深い。ありのままさが滑らかで起伏は控え目だけれど飽きは来なかった。
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好きなだけじゃダメなんだな。
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タイトル通りまさに恋愛小説。ちょっと危ない感じのする恋愛小説。美緒は近くにいたら嫌だなーと思うけど、こういう人種の女結構いるよね。確かに面白い作品ではあるけど、ちょっと長いんだよな…。もう少しコンパクトにした方が絶対面白い。2013/012
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ようやく読み終わりました。長かった…
私は美緒みたいには生きられないけれど、一生に一度はこんな全身全霊をかけた恋愛をしてみるのもいいかも、と思わせてくれる作品でした。 -
前半は冗長な感じで読み進めるのが辛く、「だからどうした」的な気分だったが、時折はさまれる別れの予感に背中を押されて読み進めた。
後半予告通り別離に向かうのだけれど、その痛み、苦しみ、怒り、切なさ、自分で自分を持て余してしまう感覚が本当によく描かれていた。
もう若くない身としては、痛々しくて見ていられないような、でも若さ故のその煌めきが眩しいような、複雑な気分で読み終えた。 -
二兎追う者は一兎をも得ず。
まさにこのこと。 -
長編恋愛でした。どこか現実的な内容ですが、主人公の恋愛はガタガタな関係なので読んでいて、疲れを感じました。しかし、他の登場人物の恋愛観も書かれており、恋愛に対して色々な考えがあるんだなぁ、と。
二兎を追う者は一兎も得ず。と言うのが結論でしょうか・・・。または恋愛と結婚は別もの・・・。