若様組まいる (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1268
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165921

感想・レビュー・書評

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  • 若様たちが巡査になるまでの話だったがなぜか回りくどい気がする

  • 前作『アイスクリンは強し』の前日譚。若様組の誕生のお話。
    前作よりストーリーに破綻がなく一気に読めた。若様組のそれぞれの個性が光る青春群像劇で楽しかった。
    欲を言えばもう少し謎解き部分が強くてもよかったなと。

  • このシリーズだいすきです。
    アイスクリンから遡って、若様たちが巡査になる前のお話です。
    悩みは尽きないし苦労も葛藤もあるけど、仲間がいればなんとかなるさ、な強さが羨ましかったり心地よかったり。
    こういう男っぽい友情もの好き。
    誰もがひたむきに、できれば前向きに生きようとしてるのがいいなあ。
    続編希望です。幼馴染3人の話とか読みたい。

  • 前作のアイスクリンよりは好きかな?

  • アイスクリン強し、の第二弾。
    この時代の旧幕臣はいろいろな立場があるのね…、と思いつつ、若様組の奮闘ぶりが楽しい。次回作にも期待。

  • 「アイスクリン強し」に出ていた若様たちのお話です。アイスクリンの主人公であるミナも出ています。
    前作より「若様~」の方が私は好みで、面白かったです。

  • どうしても『しゃばけ』の切れのあるキャラクターを期待してしまうが、うーん。登場人物が多いので、ただでさえ書き分けが難しいのに、若者男子がぞろぞろ出てくるので、読んでいて誰が誰だかわからなくなってしまいました。ストーリーは普通のミステリー。やっぱり『しゃばけ』の妖たちってすごいキャラたちですね。

  •  2巻目だとは知らずに「若様組」という名前が記憶にあったので、こちらを借りてきてしまいました。道理で登場人物が多いわりに、説明が少ないな~と思ったんでした・・・。その人の多さゆえに判りづらさを少し感じます。
     どうやら若様8人いるらしいんですけれど・・・、長瀬、園山、福田しか記憶に残らず。あとミナ。どうも、一作目はミナが主人公みたいですね。さして関係ないのに濃いキャラで出てくるなあと。笑。

     明治はじまりの、元幕臣の若様たち、その苦労。色々考えてしまうと、今の世でよかったなー、なんてことをしみじみと。
     でも、鬱憤が溜まっていたからって、警察学校で訓練中に寮の屋根裏部屋に酒持ち込むの? とか、ちょいちょい頭をかしげるようなことが。それは一作目を先に読んでいたら「長瀬ならやりかねん」って思えたのかしら。

     とりあえず一作目を読んでみようと思います。

  • 若様たち、カッコいいです。
    価値観がガラッと変わった世の中で、生きて行くのは大変そうです。

  • アイスクリンの、後日談、でなくて、前日談?たしかあのときはすでに長瀬も園山も巡査だったような…。なんか今回は、巡査志望の男ばかりが出てきて、いまいちごちゃごちゃしてたな。。。それぞれの顔を思い浮かべられず、あれ、この苗字のひとは平民出だっけ士族だっけ官軍側だったけ。。と最後まですっきりせず読み終えた。ドラマとかで顔かたちが一目瞭然だったらもっとわかりやすかったかもなぁ。うーん。でもなんか、事件っちゅう事件でもなし。ミナもあまり出てこないし。園山もそれほどハジケないし。やっぱ、畠中作品は、若様組より若だんなよねぇ。。。と、再確認したのでした。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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