出雲大社の暗号

著者 :
  • 講談社
2.71
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062166010

作品紹介・あらすじ

出雲ではなぜ、すべてが「逆」なのか。なぜ「巨大」なのか。
神在月、注連縄、神座、火継ぎ神事……。境内から発見された巨大宇豆柱。

現在も出雲大社の祭祀を司る「出雲国造家」とは!?
解けた、天孫降臨神話の封印。ヤマト建国をめぐる分裂と裏切りの壮大なドラマ!

それにしても不可解である。なぜ、出雲大社はこれほどまでに大きいのだろう。(略)巨大な神殿建造の原動力は、出雲神に対する信仰の篤さであろう。しかし、ここにいう「信仰」とは、「敬虔」という意味合いとも少し違うように思えてならない。それは「畏敬」であり、さらに正確に言えば、「恐怖心」ではなかったか。つまり、「出雲を追いつめた過去」に対する「懺悔」こそが、巨大な神殿の真相ではあるまいか。(略)謎解きの鍵を握っていたのは、大国主神ではないか……。筆者はそう考えてきた。しかし、大国主神に拘泥するあまり、これまで迷宮から抜け出すことができなかったことに、今回気付かされた。答えを握っていたのは、意外な人物(神)であった。――<「はじめに」より>

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 井沢元彦の「逆説の日本史」から古代史、特に出雲大社に興味を持ち読んでみた。聞きかじりの知識では十分理解できないことを思い知ったが、古代史は記録が少なく、推理する部分が多いので、神話は推理にもってこいの材料なのだと思った。

  • 吉備である物部と前方後方墳勢力である尾張による出雲への裏切り。葛城、紀伊、伊勢、尾張、越にまたがる東国勢力と交易ルート、裏切られた南九州に落ち延びた出雲の貴種、神武天皇を迎え入れる理由など筋道は通ってる

  •  詳しくは自分の前著を参考のこと、みたいなのが多くて辟易。
    書いてあることは面白くないわけではないけれど。

  • borrowed on apr 2, 11

  • 歴史本でもあるし謎本でもある本。

    これを読んでいると、創世記の日本の権力争いの激しさや、天皇家の始まりの慌ただしさを感じることができます。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3501253.html

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

関裕二(せき・ゆうじ)

1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。
武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。
奈良に足繁く通い、古墳や遺跡、神社仏閣を巡るツアーを積極的に行なっている。
文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、日本史全般の研究・執筆活動を続けている。
主な著書に、『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』(新潮社)、
『邪馬台国とヤマト建国の謎』(PHP研究所)、『神社が語る 古代12氏族の正体』(祥伝社)など多数がある。

「2022年 『知れば知るほどおもしろい「日本の神さま」の秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

関裕二の作品

ツイートする
×