キングを探せ

著者 :
  • 講談社
3.42
  • (29)
  • (116)
  • (134)
  • (29)
  • (7)
本棚登録 : 670
感想 : 139
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062166201

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新本格の黎明期、「新本格の作家は人を描けない」というバッシングがデフォルトだったのだが、この作品を読んで久々にそれを思い出した。
    読み進めているうちに淡々と謎解きがなされ、いつのまにか終わりという感じ。さしたるカタルシスもない真相で、読後に残るものも正直なかった。『密閉教室』の頃から、なんかつかみどころのない作家、という印象なのだが、多分この人の持ち味と自分の求めるものが合わないのだろう。

  • 犯人達が追い詰められていることを知ったのち、すぐ臨機応変な対応に出るところがよかったな~♪
    だからこそ、もうちょっとガンバって欲しかったというか。

    タイトルがすごくいいですね♪

  • 4人のキャラクターがぼんやりしていて、謎解きがわかりにくい。探偵役の親子も感情移入できない。トリックだけか。自分にはこの作家はあわないというのを、再確認した。

  • 軽く通勤の往復で読めた。評判のよい本だったのでいつ面白くなるのか、どんな捻りがあるのかと思って読んでいたがなんにもないまますーっと終わった。読みやすいが何が面白くて評判がよいのか分からなかった。

  • 法月綸太郎本格ミステリー 理屈っぽいが昔のきれはない

  • 複雑すぎて何が何やら・・・。でももう一度読む気はしません。う~難しい。

  • 最後に出たのはいつだったか思い出せないぐらいぶり、な法月綸太郎シリーズ新刊。正統派なパズル小説だった。ただパズルでありそれ以上でも以下でもない、という感じ。
    パズル自体はとても手が込んでるんだけど、物語性が薄いように感じて仕方ない。でもまぁ、法月綸太郎ならそれで良いのかもな、て思ってしまう不思議。

著者プロフィール

1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。88年『密閉教室』でデビュー。02年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞を受賞し、「このミステリーがすごい! 2005年版」で国内編第1位に選ばれる。2013年『ノックス・マシン』が「このミステリーがすごい! 2014年版」「ミステリが読みたい! 2014年版」で国内編第1位に選ばれる。

「2023年 『赤い部屋異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

法月綸太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×