ちひろ 冬の画集

制作 : ちひろ美術館 
  • 講談社
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本棚登録 : 41
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062166232

作品紹介・あらすじ

雪のなかで瞳を輝かせる子どもたち、胸躍るクリスマスやお正月、さまざまな冬の情景など、画集初収録も含め掲載。ちひろの心あたたまる冬の世界。

感想・レビュー・書評

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  • ちひろさんの雪の降り積もる家々の素描がとても可愛いです。
    雪の中、カラフルなヤッケを着ている
    「スキーをする子どもたち」。

    ロマンティックな詩情に溢れる
    「雪の幻想」。
    「クリスマスの詩」。
    「ポインセチアと少女」。
    「ろうそくとプレゼントと少女」
    はパステル画です。

    お正月の絵は赤を基調とした、
    「晴れ着をきた姉弟」。
    「凧と羽子板」。

    冬の物語は
    「マッチ売りの少女」。
    「雪の女王」。
    「つるのおんがえし」。
    「おにたのぼうし」。
    「ゆきごんのおくりもの」。


    冬のよそおい(松本猛氏談)
    母の描く冬の子どもたちはとてもおしゃれだ。
    「この子にはどんな服が似合うかしら」と楽しみながら母は絵筆を動かしていた。
    あたたかそうな毛糸やフェルトの帽子、色とりどりのセーターやマフラーや手袋…。
    母自身も、さまざまな色のよそおいを楽しむ人だった。


    おしゃれな、よそおいの子どもたち。
    みているだけで、暗くなりがちな寒い日も、気持ちが明るくなりました。

  • ちひろさんは信州にご縁があるからか冬をとても上手に描く方ですね。
    冬もカラフルで美しい。
    冬を好きになれるコンパクトな画集でした。
    春夏秋冬集めてみたいな。

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著者プロフィール

(1918-1974)福井県生まれ。東京で育つ。子どもを生涯のテーマとして描いた。1977年アトリエ兼自宅跡に、ちひろ美術館・東京開館。1997年安曇野ちひろ美術館開館。

「2020年 『ひとりひとり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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