琉球の星条旗 「普天間」は終わらない

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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062166591

作品紹介・あらすじ

中国が尖閣問題で挑発し、ロシアは北方領土問題で圧力をかける。普天間交渉がまとまっていれば、こんな事態にはならなかった…。民主党政権はどこで間違えたのか。

感想・レビュー・書評

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  • 民主党鳩山政権時の普天間基地移設交渉について、毎日新聞政治部等の取材で得た情報をもとに、克明かつ複合的にまとめている。
    政権側のアクターが多すぎ、しかもそれぞれの認識が一致しておらず、場当たり的対応を繰り返すといった点で、鳩山政権の外交交渉がいかに稚拙だったかということがよく理解できた。
    一方、鳩山元首相が県外移設論を打ち出した背景に、「常時駐留なき安保論」という考え方があったのは知らなかった。
    沖縄県の方々のことを思うと、普天間基地の辺野古への移設がベストとは思わないが、本書を読んでも、やはりこの普天間基地移設問題、またそもそもの日米安保という問題は、そう簡単に動かせるものではないという難しさを再認識した。

  •  やはり沖縄の立場としては、全ての基地は沖縄から出て行ってほしい。自然や生活を犠牲にして、日本の安全保障を沖縄だけに負担させることは、はやくやめてほしい。
     一部の識者からは、政府が経済振興を推進しているから、受け入れる沖縄県民もいると、「どうせ金だろう」みたいな発言も、時々あるように見受けられるが、それは違うと思う。
     原因と結果を混同し反対に考えていると思う。経済を優先させて基地を受け入れているのではなく、当面の基地撤去が難しいから仕方なく基地を受け入れていると思う。可能ならば明日にでも全ての基地を全面撤去してほしい、それを望まない県民はいないと思う。

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毎日新聞政治部の作品

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