わたしの恋人

著者 :
  • 講談社
3.60
  • (10)
  • (19)
  • (16)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 123
感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062166782

作品紹介・あらすじ

他人との関わりを避けているホラー映画好きの少女、森せつなと、愛情あふれる家庭で優しく育った少年、古賀龍樹。正反対の二人の恋の行方は-?初恋のとまどいと感動を描く青春恋愛小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • YAコーナーに展示されていて表紙にひとめぼれして
    借りてきました。

    とても初々しい高校生の青春恋愛物語。

    両親がラブラブで目のやり場に困る、その子供の龍樹と
    それとは真逆に両親が不仲で離婚する、とか怒鳴り声の中で育った
    森せりな。

    龍樹がせりなにひとめぼれし、そして少しずつ二人の
    距離が縮まっていく。

    素直でまっすぐな龍樹と、すべてを自分の中に閉じ込めてしまう
    せりな、二人の恋がみずみずしい。

    私は「三次元は面倒くさい」と豪語する笹川君に思わず
    共感してしまった(笑)

    軽くてさくさく読めてしまいました。

  • 読後ほんわか。
    もう少し先まで読みたいな、と思った。

    図書館で借りたけど、普通の小説より
    YAのコーナーにぜひともおいていただきたい。

    高校生の恋愛小説で、
    家族の問題も取り上げつつ
    お互い思いやることとか、
    好きな人がいる幸せ感とか
    重すぎず読めます。

    家族の問題に関してもうちょっと解決とか話し合いとかあれば良かったなと思いました。
    現実で家族問題がスッキリ解決することも多くないから
    それはそれでありなのかな、とも思ったりしますが。

    主人公の男の子が良い子過ぎて…いないなぁと(笑)
    シリーズではなくとも同じキャラが出てくる本もあるようなのでそちらも読みたいです。

  • 「おれの大好きな森さんをこの世に産み出してくれてありがとう、って思う」普通、高校生がこんな事言えないと思うけど、じーんときた。

  • 真逆の家庭で育ったふたりの話。

    久々にドキドキしながら読みました。
    青春っていいなぁ。

  • 高校生にできることを
    どうして私は出来ないんだろうって
    今の私のプライベートのタイミング上
    そう感じてしまったけれど、
    私が1番欲している人との関わり方なんだと
    再認識しました。

  • 初々しすぎて眩しいわっ!!
    んで、眩しすぎて痛い(笑)
    あと、主人公の男の子の真っすぐさもアタシにも主人公の女の子同様に痛かった。
    アタシが勝手に、あんな人やこんな人を思い出してしまっただけやけどwww
    「真っすぐ育った人には分かるまい。」みたいな感じとか?
    あの頃のアタシは僻んでたなぁ。なんて恥ずかしい(笑)

  • 出た、せつなパパの「誰のおかげで飯が食えるとおもってるんだ」発言。それ、辰巳渚『父の作法』にもあったNG発言ですから。序盤でせつなを映画に誘う龍樹だけど、その年のころ、気になっている女の子を映画に誘うなんて発想はできなかったな、自分。せつなの、電話番号が書かれた紙を持っているだけでつながりを感じて満足するってのいいな。初々しくて。「お洒落をするのは媚びているような感じがするので無難な格好をする」というせつなの感じ方は、次巻のあおいとの考え方との大きな相違点。

  • 幸せな家庭に育った男の子が、クラスでひとり浮いた感じの女の子に一目ぼれしてぐいぐいと迫っていくが、女の子もなんだかそれがうれしくなっちゃって、という一直線なストーリー。この作品だけを読む分だと、この二人がだんだんくっついていきつつ、女の子のほうは、自分自身の家庭の悩みとかはきっとわかってもらえないんだろうなあと葛藤するという、ほとんどそれだけ。
    すごく単純なんだけど、ディテールが丁寧に描かれていて説得力があり、とても楽しく読めた。
    もっとも、それだけじゃないんだよということは少し匂わせてあって、そちらは「僕の嘘」のほうで描かれる。

  • 久し振りに一気読みの上に泣きました。
    幸せいっぱいの素敵家族な古賀と、家庭に難ありの森と笹川の青春物語。解決はしていないのだけれど、この3人の成長物語に涙しました。そして森さんの「男の子が奢る行為に対しての拒み」が分かってしまう私、可愛くない。譲れないところってやっぱりあるし、それを理解していくのが長い付き合いする上で大切なことなのでしょう。凄く良い作品でした。
    でも、表紙詐欺はどうにかならんのかとは思いました(笑)。ヒロインこんな子じゃない。いったい誰なんだろうか、この子。

  • 高校生のピュアなお話。育ってる環境が違いすぎるから余計に理解は出来ないと思って妙な距離が出来てしまうけど、それでも好きだと一緒にいたいと思えるのって大事だし素敵だった

全29件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。2004年、第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『ねこまた妖怪伝』でデビュー。児童文学のほか、ミステリーや恋愛小説も執筆する。著書に、「2013年 文庫大賞」(啓文堂大賞 文庫部門)となった『ハルさん』、『初恋料理教室』『おなじ世界のどこかで』『淀川八景』『しあわせなハリネズミ』『涙をなくした君に』、『きみの傷跡』に連なる青春シリーズの『わたしの恋人』『ぼくの嘘』『ふたりの文化祭』などがある。

「2021年 『きみの傷跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤野恵美の作品

ツイートする
×