- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062166782
作品紹介・あらすじ
他人との関わりを避けているホラー映画好きの少女、森せつなと、愛情あふれる家庭で優しく育った少年、古賀龍樹。正反対の二人の恋の行方は-?初恋のとまどいと感動を描く青春恋愛小説。
感想・レビュー・書評
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読後ほんわか。
もう少し先まで読みたいな、と思った。
図書館で借りたけど、普通の小説より
YAのコーナーにぜひともおいていただきたい。
高校生の恋愛小説で、
家族の問題も取り上げつつ
お互い思いやることとか、
好きな人がいる幸せ感とか
重すぎず読めます。
家族の問題に関してもうちょっと解決とか話し合いとかあれば良かったなと思いました。
現実で家族問題がスッキリ解決することも多くないから
それはそれでありなのかな、とも思ったりしますが。
主人公の男の子が良い子過ぎて…いないなぁと(笑)
シリーズではなくとも同じキャラが出てくる本もあるようなのでそちらも読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「おれの大好きな森さんをこの世に産み出してくれてありがとう、って思う」普通、高校生がこんな事言えないと思うけど、じーんときた。
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真逆の家庭で育ったふたりの話。
久々にドキドキしながら読みました。
青春っていいなぁ。 -
「きみの傷跡」→「ぼくの嘘」→「わたしの恋人」と、発表とは逆順(しかも「ふたりの文化祭」はとばしてて、これから読む)で読んできて、やっとスタート地点にたどり着けた。
「ぼくの嘘」で大事な脇役のふたりには、こういうエピソードがあり、笹川くんはこちらではこういう役割を果たしていたのか、と感慨深い。
今回も共感できて応援したくなる登場人物たち。
藤野恵美さんの作品、大好きです(^^) -
高校生にできることを
どうして私は出来ないんだろうって
今の私のプライベートのタイミング上
そう感じてしまったけれど、
私が1番欲している人との関わり方なんだと
再認識しました。 -
初々しすぎて眩しいわっ!!
んで、眩しすぎて痛い(笑)
あと、主人公の男の子の真っすぐさもアタシにも主人公の女の子同様に痛かった。
アタシが勝手に、あんな人やこんな人を思い出してしまっただけやけどwww
「真っすぐ育った人には分かるまい。」みたいな感じとか?
あの頃のアタシは僻んでたなぁ。なんて恥ずかしい(笑) -
久し振りに一気読みの上に泣きました。
幸せいっぱいの素敵家族な古賀と、家庭に難ありの森と笹川の青春物語。解決はしていないのだけれど、この3人の成長物語に涙しました。そして森さんの「男の子が奢る行為に対しての拒み」が分かってしまう私、可愛くない。譲れないところってやっぱりあるし、それを理解していくのが長い付き合いする上で大切なことなのでしょう。凄く良い作品でした。
でも、表紙詐欺はどうにかならんのかとは思いました(笑)。ヒロインこんな子じゃない。いったい誰なんだろうか、この子。