鉄道旅へ行ってきます

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062166935

感想・レビュー・書評

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  • 2011/07/20 米原駅の駅そば、西枇杷島三日月型ホーム。関東は地理関係がつかめないけど、知ってる駅の回はメモしたい項目が多い。

  • 鉄道に関する著作をもつ三人が、鼎談をしながらの鉄道旅紀行。スケジュールの都合なのかもしれないけれど、もっとこの連載、続けてほしい。原さんの「駅そば」に関する考察、八高線の分岐など、実に楽しく読みました。

  • 旅行記かと思っていたのだが、旅行中の鉄道に関する雑談集という感じ。

  • どこが?を説明するのは難しいですがオモシロかったです。三人それぞれ鉄道の本を書いていますが、主に原センセイが主催する鉄道旅です。鉄道好きのいろいろがいる中で原センセイの駅そば好きは良い趣味ですね。観光もせずに改札も出ずに北陸の駅そばだけ食べてました。強いていえばたくさん写真が挿入されているのですが、これがカラー写真であって欲しいなあと思うのでした。倶知安駅の天ぷらそば自動販売機が見てみたい!

  • 本屋で関川さんの著書を見ると、鉄道関連ばかりが目につくので、アレ、ホントにテツだったのか、と認識を改めたところ。テツでも文学、歴史系かな。
    酒井さんは漫画「鉄子の旅」にもゲストで登場してたので、鉄道好きは知っていた。
    けど、旅を先導した明治学院の原教授については、よく知らない。その筋では有名な人なのかと読み進める。
    大人3人。ちょっと、目のつけどころが違う旅。3人の会話中心に収録されていて、読後、写真や地図で補い、旅程を愉しむ。
    最後に、1人づつの旅が収録されている。関川さんのルポには内田百閒への言及がある。「山田(風太郎)先生は、威張りん坊の百閒が好きであった。」読んで得をしたような気になった一文。
    一人旅の段で、原先生は「大正天皇」の著者だと気付く。そういえば、あの本は天皇の行啓に詳しかった。
    さて、どこか鉄道乗りに行こうかな。

  • 面白い。
    おじさん二人と酒井さんが列車でテーマに沿って旅をする企画が
    本になりました。
    この通りに旅行してみたいと思ってしまいました。
    酒井さんがいつも旅行で使っているリュックも欲しい・・・。

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著者プロフィール

1949年、新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。
1985年『海峡を越えたホームラン』で講談社ノンフィクション賞、1998年『「坊ちゃん」の時代』(共著)で手塚治虫文化賞、2001年『二葉亭四迷の明治四十一年』など明治以来の日本人の思想と行動原理を掘り下げた業績により司馬遼太郎賞、2003年『昭和が明るかった頃』で講談社エッセイ賞受賞。『ソウルの練習問題』『「ただの人」の人生』『中年シングル生活』『白樺たちの大正』『おじさんはなぜ時代小説が好きか』『汽車旅放浪記』『家族の昭和』『「解説」する文学』など著書多数。

「2015年 『子規、最後の八年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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