高校サッカー聖地物語 僕らが熱くなれる場所

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 30
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062167031

作品紹介・あらすじ

高校サッカーを経験したひとたちにとって、国立ではない、憧れの「聖地」がある。全国各地にあるそうした「もう一つの聖地」では、今も昔も様々な名勝負が繰り広げられ、物語が紡ぎ出されていく。そうした「熱闘」「物語」を演じてきた海外組&Jリーガーたちがそれぞれの「聖地での物語」を語る-。

感想・レビュー・書評

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  •  この本を購入したのは発売当初、長良川競技場にて著者の安藤氏から手売りしていただいた。

     で、積読状態のまま丸二年ほど経ち、この度ようやく読了。
     本作で取り上げられている選手たちの多くが中堅となっていて、当時からの変化を加味しながら楽しめた。
     また何年か経って読み直したら、更に違った読後感を得られそうだ。

     サッカー選手をユース年代から丁寧に取材されている安藤氏の、ちょっとユニークな視点からなる本作に概ね満足できた。
     少し気になったのが、全ての登場人物の語り口が(ほぼ)同じであること。実際そうなのかもしれないが、どうしても没個性に感じてしまう訳で。

  • 高校サッカーといえば、国立競技場という大きな舞台に目がいきがちだが、そこにたどり着くためには、地元の聖地を勝ち抜かなければならない。その聖地を憧れとする者、通過点とする者、今は振り返らない場所とする者、
    など選手それぞれに感情があって、とても読んでいて感動したし、高校サッカーってやっぱり素晴らしいなと感じた。著者の安藤さんは、長年ユース世代を取材してきたこともあり、選手との距離感が近く感じられてとても羨ましかった。いいジャーナリストです。

  • 高校サッカーの聖地は、国立だけではない。

    その思いから、ユースサッカーの第一人者である安藤隆人さんが綴った一冊。いくつかの都県の決勝が行われる土地をピックアップし、Jリーガーや監督たちのインタビューを重ねている。中でも、兄弟で決勝での勝利を誓った広島皆実の森重兄弟の話は熱い。

    僕の出身である東京都と言えば、西が丘。帝京の田中達也が代表としてインタビューを受けていた。僕は、都大会2回戦で負けるチームの3軍で終わってしまっている。彼らのような熱い想いを、情熱を、僕は注げたのだろうか…。

    「高校サッカーの勝利至上主義は日本サッカー全体によくない」という風潮ができてから久しい。ただ、国立、その前の県決勝の「聖地」という目標を目指して取り組むという過程を踏むことができることは高校サッカーのいいところである。

    改めてユースサッカーの価値について見直しさせられる本である。

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