古道具屋 皆塵堂

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 451
感想 : 98
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062167437

感想・レビュー・書評

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  • 先日読んだ古道具屋皆塵堂シリーズの一作目。
    二作目で脇役だった銀杏屋の太一郎が主役。小さい頃から幽霊が見えるが、それを認めたくない太一郎が曰く付きな道具が集まる皆塵堂で修行をする事になる。
    二作目では自分に幽霊が見える事も受け入れ落ち着いた姿だったが、一作目ではまだ自分の運命に逆らいジタバタしている感じ。五話目はそんな太一郎の成長が見れ、水嫌い猫嫌いの訳も知れて納得の展開だった。
    このシリーズ結構面白くてハマりそうです。

  • 面白かった!久しぶりに新しい著者の当たり作品です。

    幽霊が見えてしまう道具屋の太一郎が、曰く付きの道具が集まる皆塵堂に修行に行くことに。店主の伊平次は ひょうひょうとしてどこか全てを見通していりようで。幼馴染の巳之助がとてもイイヤツです。
    太一郎と巳之助がとても仲良く、”人情怪談騒動記”の名ふさわしい作品。

    2014/07/11

  • 幽霊付きの古道具が次から次へとやってくる古道具屋に修業にきた…要は「見える」若旦那。いい感じにハッピーエンド。気楽に読める。

  • 2015.5.6 読了

    幽霊が見える男 太一郎が
    実家の道具屋を 継ぐことになった。

    古道具は “人の念”なんかが ついていることもあり、
    曰くつきの 品なんかが 店にくることもある。

    実家の古道具屋は 曰くありげな品は
    あまり来ないが、
    なんでも引き取る「皆塵堂(かいじんどう)」で
    修行をすることに。
    そこで、幽霊への対処法も習得できれば、と。

    肝心の本人が 幽霊が見えることを
    認めていない。

    いろんなことが あるうちに、
    だんだん 太一郎が成長してゆく。

    続編が読みたいくらいですが、
    キレイに終わってしまったので
    ないのかな。

    江戸な感じな雰囲気も
    目に浮かぶようで 面白かったです!

  • 皆塵堂シリーズ、1作目。

    読む前は「しゃばけ」みたいな愛嬌のある妖怪たちがわんさか出てくるのを想像していたのだが、意外とちゃんとした幽霊(?)が出てきてホラー色が濃かった(汗)と言いつつ、そこまで怖いわけでもなく、主人公やその周りのキャラも良くて、面白く読めた。シリーズものみたいなので、楽しみ。

  • 思ってたよりも結構表現がぞわりとしていて
    読み始めびっくりしたけれど、
    でも大丈夫〜。
    怖いだけじゃなくて
    人情溢れて登場人物は良いし大好きなお話になりました!
    (レビュー蔵盗みに続く)

  • 表紙になんとなく惹かれて図書館でついでに借りたんだがホラーミステリーだとは思わなかった。「雨柳堂夢咄」みたいだといいなと思ってたが意外だった。
    怪談が上手い。
    簪の女とか特に怖いし、解決は人情話ぽくもあるし、面白かった。
    太一郎さんが帰ってしまって残念に思ってたけど、シリーズが続いてるみたいで良かった。
    他の作品も楽しみです。

  • 見ての通り、素敵な表紙。
    裏までイラストが続いていて、360度?楽しめる表紙。
    中身も、もちろん素敵。
    からっとしていて読みやすく、時代モノだけれど特に難しい言葉はなかったです。
    主人公も他の登場人物も個性的。
    古道具の憑き物(幽霊?)たちが出てきますが、「怖い!ホラーだ!」という印象はあまりなかったかな。
    憑き物たちも事情があって憑き物をしている、という感じ。
    そう感じられるのは主人公のおかげです。

    続巻も読みたいと思います。

  • なりゆきで実家の道具屋を継ぐことになった太一郎は、商いの修行のため皆塵堂で働くことに。
    しかし、皆塵堂に集まる古道具の中には、少々曰く付きのものもありまして・・・。
    幽霊が視える一太郎は、そのことを周りに必死に隠しているものの、結局はこの世ならぬモノたちが関わる事件に巻き込まれてしまうのでした。

    畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズでは妖怪たちが活躍しますが、本作に登場するのはこの世に未練を残した幽霊です。
    そのぶんちょっと不気味な描写もあって、ぞわぞわしながら読みました。
    しかし、飄々とした皆塵堂店主や小生意気だけど憎めない峰吉少年などの登場人物たちのおかげで怖さが和らぎました。

    最後の幕切れがちょっと唐突に感じたのが残念だったのですが、最近シリーズ続刊が出たようなので楽しみです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「世に未練を残した幽霊」
      へぇ~幽霊かぁ、、、
      実は2冊目の「猫除け」のレビューを拝見して、読みたい!って思い遡ってきました。古道具屋って言...
      「世に未練を残した幽霊」
      へぇ~幽霊かぁ、、、
      実は2冊目の「猫除け」のレビューを拝見して、読みたい!って思い遡ってきました。古道具屋って言う舞台も良いなぁ~
      2012/08/21
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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く。『古道具屋 皆塵堂』シリーズ(本シリーズ)に続いて『溝猫長屋 祠之怪』シリーズも人気に。他の著書に『ばけたま長屋』『悪霊じいちゃん風雲録』などがある。

「2021年 『呪い禍 古道具屋 皆塵堂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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