鉄のしぶきがはねる

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 337
感想 : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062167611

作品紹介・あらすじ

工業高校機械科1年唯一の女子、冷たく熱い鉄の塊に挑む!めざせ「ものづくり」の真髄!「高校生ものづくりコンテスト」旋盤青春物語。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。まぶしいぐらいキラキラした青春小説。鉄。火花。旋盤。職人技。カッコイイ。
    金属質で硬い物に熱い想いが感じられる。専門用語もたくさん出てくるけど、テンポ良くサクサク読みやすかった。主人公のおばあちゃんがいい味出している。
    「ものづくりは楽しい!」同感です。

  • しんどい先にある「たのしい!」のほうが、かんたんな「たのしい」より、断然「たのしい!!」。
    方言なところもすてきでした。

  • 取って付けたような恋愛要素は余計でした。

  • どこかの図書館のYA向けサイトかなにかで知って、おもしろそうだなぁと思って気になっていた。
    疲れてしまって物語の世界に入り込みたくなって、図書館をぶらぶらしていたらこの本のことを思い出して借りて帰った。

    北九州工業高校、電子機械科の唯一の女子、三郷心(しん)。
    コンピューター研究部に入っているのだが、ものづくり研究部で旋盤を回すことになり…。

    なんかいいですよね、ものづくりって。
    「公差」とか懐かしい響き。
    職人は少し下にみられがちな世の中になってきたけれど、誇りを持って仕事をしているのって、ほんとうにすてきだ。
    血はあらそえず、心もやはり旋盤に引き寄せられて…葛藤がリアルだった。
    あと、荻野が謝罪に来られないのもよかった、それだけ後悔してるんだと感じる。
    ちょっと最後が唐突だったけれど、YAだしいいよね。(なんだか「耳をすませば」を思い出した)

  •  北九州工業地帯を支える下請け企業の小さな町工場が並ぶ、北九州工業高校。三郷心(みさとしん)は、機械科1年生、たった一人の女の子だ。
     三郷金属工業の社長の孫として、幼い頃から工場で育ったような心だったが、従業員の裏切りから祖父の死、会社の倒産と不幸が続き、腕のいい旋盤工だった祖父を慕いつつも、「ものづくり」からは遠いコンピュータの道を選んでいた。
     そんな心に文化祭限定で「ものづくり研究部」からの誘いが……。即答で断ったはずが、もの研メンバーの様子や油のにおい、手の感触に心惹かれるようになって……

     気持ちのいいYAでした。専門用語はちっともわからないけど、そんなことは気にならないくらい、「ものづくりは楽しい」というメッセージがびんびんに伝わってきて……。もの研の少年少女の真っ直ぐ思いに心を打たれました。心から夢中になれるものがあるというのは、本当に素敵なことですね。
     

  • モノづくりへの情熱と高校生の純な思いとか、胸キュンモノです。
    「たまごをもつように」もよかったので、こちらも是非読んでみたかった!

  • おもしろかった!
    旋盤の技能を競うものづくりコンテストを目指す高校生の心(しん)の物語。
    原口が言った「ものづくりは楽しいから」が象徴するストーリー。旋盤も専門用語も聞いたことないものばかりだが、登場人物たちの楽しさが伝わってくる。
    もの研の部員でもある、吉田、亀ちゃん、前半大活躍の小松さん、みんないい。
    終盤、原口が元カノに会うところに心がついて行ったのに、何もできなかったのも良かった。

  • もの研は運動部
    かっこいい。

  • NDC 913.6

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著者プロフィール

1966年、福岡県北九州市生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選し、翌年、『カラフルな闇』と改題して刊行。2011年に『おとうさんの手』(講談社)が、2016年に『白をつなぐ』(小学館)が読書感想画中央コンクール指定図書に選定。『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で2012年に第27回坪田譲治文学賞、また第4回JBBY賞を受賞。2018年、『奮闘するたすく』(講談社)が青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選定。他の著書に、『たまごを持つように』『風味さんじゅうまる』(ともに講談社)、『伝説のエンドーくん』『空は逃げない』(ともに小学館)などがある。また、一般文芸作品に『空は逃げない』(小学館)、『零から0へ』(ポプラ社)などがある。

「2022年 『かがやき子ども病院トレジャーハンター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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