春色恋ぐるい 天女湯おれん

著者 : 諸田玲子

• 講談社 (2011年2月22日発売)

感想・レビュー・書評

[shotchiさんの感想 · 2016年2月26日]

新しい恋が始まれば、また相手は身分違いのお武家様。
しかし、最後の最後に！！

[kazuさんの感想 · 2013年1月29日]

天女湯おれんシリーズ3巻。前作1.2巻で「天女湯」で働く者の、一筋縄ではいかない面々の紹介が終わっており、今作はおれんの恋のお話を軸にほのぼのとしたストーリーが展開されて、読みやすかった。

[Zucchaさんの感想 · 2012年4月8日]

「天女湯おれん」シリーズ，まだ続くらしい（作者の公式ウェッブサイトによる）。
楽しみ。

[Hankacho(評価せず感想のみ)さんの感想 · 2012年3月17日]

L 天女湯おれん3

同じ名前の単行本と文庫…間違えて第三弾を先に読んじゃったじゃないかよ。
おれん、ねぇ。女流作家だからかあけすけ。

[summyさんの感想 · 2011年11月23日]

天女湯おれん、これで、終わりかな?　ちょっと残念。

[k1naさんの感想 · 2011年11月21日]

9/25/11図書館

[ぴちくらさんの感想 · 2011年8月16日]

隠し部屋を持ち裏稼業も営む湯屋「天女湯」で起こる様々な厄介ごとを、女将のおれんが解決していく。おれんの恋愛もこれからどうなるのか楽しみ～

[じゅんさんの感想 · 2011年4月20日]

わけアリの人ばかりが集う江戸時代の湯屋。女主人のおれんは元武家の娘で、湯屋の隠し部屋には秘密があれこれ・・・。孤閨をかこつ後家やお城の女中に色を売る弥助が好きだった。役者とみまごうばかりの湯屋の三助なんて出来すぎだけど。(#^.^#)おれんの矜持、また、恋の行方がとても面白い。小説現代に三カ月にいっぺん、連載されていたものだけれど、一冊の本になってしまうとちゃんと始めと終わりのあるひとつの物語になっているのも嬉しいし。江戸の季節の陽射しや風、草木の匂いなどが感じられるのもよかった。これはシリーズものの第三弾らしい、ということを読み始めてから知った。前の二冊もぜひ読みたい。(#^.^#)

著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」