戦国鎌倉悲譚 剋

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 38
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062168243

作品紹介・あらすじ

安房里見家から送られてきた人質・青蓮尼の姿に、俊英と謳われた玉縄北条家の若き当主・北条氏舜は息をのんだ。関東全域を巻き込んだ小田原合戦は、氏舜を否応なく武人の道、修羅の道に引きずり込むが、仏門に憧れる氏舜は、青蓮尼への想いを抱きつつ、悩み、戦い…やがて悲劇が唐突に訪れる。

感想・レビュー・書評

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  • 作者さんの小田原北条家贔屓も極まれり (笑) のマイナー主人公。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/11142044.html

  • 氏舜(うじきよ)と青蓮尼の悲恋物語.本家小田原北条家の捨石のような玉縄北条家を率いる氏舜にとって幾多の試練が次々に襲いかかる.それでも戦を勝ち続けて民の信頼を得た.最終的に強く希望して仏門に入った氏舜は龍宝寺龍達と名を変えた.時は進み,秀吉軍の圧倒的な勢力の前に小田原城等の無血開城役を弟の氏勝と共に引き受けたが,腹心の矢に倒れる.複雑な系図を頭に入れながらの読破だったが,楽しめた.

  • 滅びゆく北条一族の悲しいお話。伊東さんって武田家と北条家ばっかし!次は長宗我部家かな?それとも関東地方限定?

  • 大変面白かったです。

    近年ようやく北条氏繁の後、家督を継いだことが明らかになった北条氏舜が主人公の小説。

    誰…?と思いながら読み始めたわけですが、すぐに物語に入り込んで一気に読んでしまいました。
    小田原北条氏といえば北条早雲、というのが一般的なのかもしれないけれど、落日の後北条氏を玉縄家という視点から描いている大変面白い作品です。

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著者プロフィール

1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に長らく勤務後、文筆業に転じる。『国を蹴った男』で吉川英治文学新人賞、『黒南風の海‐‐加藤清正「文禄・慶弔の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で歴史時代作家クラブ賞(作品賞)、『巨鯨の海』で山田風太郎賞と第1回高校生直木賞、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を受賞。『城を噛ませた男』『国を蹴った男』『巨鯨の海』『王になろうとした男』『天下人の茶』で5度、直木賞候補に。著書に『武田家滅亡』『天地雷動』など多数。

「2022年 『家康謀殺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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