ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争

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本棚登録 : 197
感想 : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062168502

作品紹介・あらすじ

アサンジに最も早く、最も深く密着した英国『ガーディアン』紙だから暴けた"漏洩"の全真相。アメリカ政府が本気で怯える内部告発サイト・衝撃の全貌。

感想・レビュー・書評

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  • 「世界規模で大量の情報漏洩の運動を盛り上げていくことが、最も効率の良い政治的介入」理想主義に基づく情報反乱。アサンジ自身の不安定感漂わせる特異とも言える性質が、告発者から頼みの綱とされるような発行人としてのブランドにも加担すれば、今後のウィキリークスの将来への影響にも懸念を抱かせる。要注意人物だなあ。

  • 年末年始に読んだ本

    ジュリアン・アサンジって人はなんともミステリアスなんですけど、ハンサムでかなり女ったらしですね。スウェーデンで逮捕された理由が、機密文書のリークではなく、レイプの容疑というおバカっぷり。きれいな女性をみるとすぐにちょっかい出すようなんで、ハニートラップといわれてもしょうがないですねえ。
    ウィキリークスに情報を漏らした米兵マニング氏は、現在は恩赦により釈放されて、性転換で女性になっているとのこと。そして現在のアサンジ氏はイギリス当局に逮捕・拘留されてるようですね。アメリカって国は本当にどうにもならんねえ。



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】

  • 2011年刊。

     2010年に世界的に暴露された米国の外交公電。この内部告発サイト「ウィキリークス」が生み出された過程を、主宰アサンジの人物評伝を交え解説する。

     本書の見出しに「それは歴史家の夢であり、外交官の悪夢である」との項目があるが、ウィキリークスを体現するものとしては、この言葉が全てを物語っているよう。
     一方、アサンジにつき、その物事にのめりこみがちな特異なキャラクターとは別に、ウィキリークスに関しても、決して正義感に突き動かされただけではない。本書からは、誰と組んで、どう公開すれば利益が得られるか。この経済的な利得の面を入念に、慎重に測ってきたという印象が残る。

     時系列で叙述されていることに加え、内容が評伝なので、暴露された文書・公電の内容分析はそれほど精緻ではないし、整理されているわけではない。全く書いていないわけではないが、この点は他の本を当たった方が良いのかもしれない。

  • アサンジ

  •  WikiLeaksの誕生から公電の公開、アサジンの逮捕、保釈に至る経緯をまとめた本。

     WikiLeaksが、良い組織なのか悪い組織なのかは私が判断することではないので、そのような判断はしないが、本の内容は興味深く読めた。

     公電が漏れた理由はアメリカの情報管理のまずさというのは、どの国でも同じなのだなあ、と思ってしまう。

     他の情報を敏感に集める者は、案外自分の足下をおろそかにするのかもしれない。
     灯台もと暗しというか、過信なのな?


     WikiLeaksのやっていることはさておき、国家が行った行為を秘密にすることを認めると言うことは民主主義を否定することにつながる。
     国家の行為の是非を最終的に判断するのは国民以外ではあり得ず、その国民の判断が人類の判断として正しかったのかどうかを歴史が判断するのだ。

     確かに、公開されたら国家間のやりとりに支障が出る内容もあるだろう。
     国家を運営するために必要な期間は情報を公開しないことが認められるとしても、それは永久に秘密に出来るなどと言うことがあってはならず、その期間も平均的な人の寿命を越えるものであってはらない。かならず、その秘密を生み出したときに生きていた人間が関与する状態で判断しなければ正当な判断が下せないからだ。

     秘密にするなら公開できるように情報を残せ!

     秘密を作るルールの必要性は、秘密を漏らした人間を罰することを優先するものではなく、秘密をいかに公開するのかということを最優先するべきなのだ。

  • ジュリアン・アサンジが英ガーディアンその他4紙と協働して、外交公電約数十万点のうちに2000点を公開するという歴史的行動に移るまでの軌跡。興味深かった点は2つ。まずひとつは外交公電を仮に未編集のまま公開した際に被害を被る人物が出ないよう、ガーディアン含めた報道機関が詳細な裏付け調査をしている点である。ナマの情報をそのまま公開することの危険性は人物への危害だけでなく、現在遂行中の作戦に支障が出るなどいまの自分にはうまくイメージができない範囲にも及んでいた。2つめは数十万点に及ぶ公電を検索するための独自システムを立ち上げて、精査していく過程である。「イラク」とただ打ち込んでも、候補が数千件に及ぶこともある。また死者数についても民間人と反政府側の人間の区別が戦闘開始時期によっては厳密に記録されていなかったり、当然記録漏れもあったりと、そもそも使えるデータとして機能していない場合もある。それらは記事執筆に際しての、「データの信頼度」として考慮すべき点となる。意外なワードを打ち込むと、面白い検索結果が表れてくるというのも、面白かった。

  • ジュリアン・アサンジは現代のメディアのありかたを語るのに、
    必要な人物である。ウィキリークスの25万点にもおよぶ外交文書の公表が行われるに至った経緯を当時からのメンバーであるガーディアン編集部の人間がまとめた。この壮大なプロジェクトは国を超えて複数のメディアとの協業においてなりたった。ネットとメディアが融合した際に起きる世論形成がもつパワーを感じずにはいられない。アノニマスの援護射撃などの情報も、個別のニュースがこに本を通じて一つにまとめたているのを読むと、物語に見える。2011年のジャスミン革命の発端にも少しだけ言及した、この数年のメディアジャーナリズムの物語。

  • 報道の自由を確実に保証している国は現在あまり多くない。
    通常のデータ送信では、各データが送信元、受信策、データ構造といった情報を含むパケットに分類され、目的地で再構築される。したがって受信者や送信者のネット接続をモニターすれば、たとえ内容は暗号化されていたとしても、どこから誰の元へ送信されたかわかる。つまり内部告発者が大変な目に遭うわけだ。

    情報は自由であるべきだ。でなければどこかの国がその情報を自分たちの利益のために使うだけ。、一度公開されれば、公共の利益になる。情報集めに長けた臆病者が持っているよりずっといい。

    リークされた文書の中に存在する内容は確かに大量ではあったが、真実そのものではなかった。

    サイバーアナリストのスタンフォード大学のエフゲニー・モロゾフは、すばらしい可能性を持っているとNYTに寄稿した。

  • p76まで読んだ。

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