少年殺人者考

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169318

作品紹介・あらすじ

少年たちは、なぜ人を殺したのか?李珍宇、永山則夫、酒鬼薔薇聖斗、光市母子殺害事件犯…。戦後史に残る少年殺人事件、彼らの残した言葉に迫る傑作論考。

感想・レビュー・書評

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  • とても真剣に読んだ。考えさせられた。著者の分析に「なるほど」と思うばかり。李珍宇の明晰さに感動すら覚え、彼のことをもっと知りたくなった。「李珍宇全書簡集」読みたいな。

  • 社会
    思索

  • 資料ID:21102761
    請求記号:

  • 少年犯罪を文学的な切り開き方で覗き見るというのは面白かったが、網羅的なところを是とするか非とするか微妙

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著者プロフィール

"文芸評論家。 1953年新潟生まれ。東北大学文学部卒業。1983年、中上健次論「物語の身体」で群像新人文学賞評論部門受賞。東京工業大学助教授、のち教授。1994年『悪文の初志』平林たい子文学賞受賞、1997年『柳田國男と近代文学』伊藤整文学賞受賞。
著書『物語論/破局論』(論創社)『悪文の初志』(講談社)『柳田国男と近代文学』(講談社)『批評の誕生/批評の死』(講談社)『危機と闘争 大江健三郎と中上健次』(作品社)『暴力的な現在』(作品社)『少年殺人者考』(講談社)『天來の獨樂』(第一句集、深夜叢書社)共著『文学を科学する』(岩山真,徃住彰文共著、朝倉書店)
"

「2019年 『蓮田善明 戦争と文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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