猫とあほんだら

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 424
感想 : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169363

作品紹介・あらすじ

突如として引っ越しをしようと思ってしまった。物件を見に行ったら玄関の庇の下で二匹の子猫がふるえていた。掌に載るくらいに小さな、子猫であった。写真と文章で綴るキュートでパンクな日々の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 猫が飼いたくても、家の事情で飼えなくてペットショップや友達の家で猫に触らしてもらったり…。

    将来は絶対猫を飼うぞー‼

    と、一人意気込んだり…。

    そのような中、図書館の返却用ボックスという所にポツンと一冊置かれていた本。
    「猫とあほんだら」
    取られないように、(取られる心配はなかったが)すぐさま手に取り借りてみた。

    全然知らなかったのだが、この、町田さんの猫エッセイ第三弾だったらしく・・・。
    それでも、猫のお話を楽しく読めました♪
    猫のために、部屋を改造したり、引越しするのは大変だったり…。
    伊豆に引越しするため、車で行き、そして着いたモデルルーム前で出会った猫を家に持って帰る為に、ホテルで猫がいることにばれないようにする努力
    見ていても、その大変さが伝わってきて、面白いところ、大変だなあ・・・としみじみ感じ取れました。

    所々にある猫の写真ヽ(^o^)丿

    それも、可愛らしくて・・・(●^o^●)

    この作者、町田さんの猫に対する思いは「すごい!」しか言いようがありません(゜o゜)

  • 写真の猫たちがめっちゃかわいい!
    どちらかというと犬派だけど、このかわいさはたまりません。

    町田さんの本は「告白」しか読んだことなかったけど、あのリズムはエッセイでも同じ感じなのね。意味はないけど音を楽しんでいることばがたくさん出てきます。

    ところどころププっと笑いながら読みました。
    これは猫エッセイの続編?のようなものらしいので、前の作品を読んでみたい。

  • 芥川賞作家・町田康氏による猫との日々を描いたシリーズエッセイの第三巻です。町田氏との猫とのふれあいがふんだんに描かれており、彼らを見て「猫はいいなぁ」と思うしだいです。

    芥川賞作家、町田康氏による猫エッセイの第三弾です。一応僕は過去の二作については目を通していますが諸般の事情により、まずこちらを紹介させてください。今回、ここに書かれているのは町田夫妻が伊豆に新居を構えるところから始まっています。その際に見ていた物件の庇の下で震えている二匹の仔猫を拾って、彼らを世話しながら物件を探すというほほえましいというのか、なんというのか…。という場面で、そのときの写真も収録されていますが、それが理屈ぬきにかわいいので、僕は思わず身もだえしてしまいました。

    彼らはのちにシャンティーとパンクと名づけられて、町田家の家族の一員として暮らしているそうです。そして、町田夫妻が新しくすむことになった家には町田康氏が以前から家で飼っている猫のほかにボランティアから預かった猫たちもいて彼らを新しい新居に運ぶ通称「小股の跳躍作戦」が展開されることとなり…。『家人』や『家の者』と称される奥様と共同で気難しい猫たちを何とかなだめすかしてケージに入れる姿と、奥様のしっかりした姿と町田氏とのコントラストが読んでいて笑いを誘うものであるのと同時に、彼らを気難しくした虐待や放棄などの原因を考えると、少し憂鬱になってしまいました。

    そして彼らはウィルスなどに感染していることが多く、かねてから町田氏の家で飼っている猫とは一緒に暮らせないんだそうです。しかし、新居に移ってからも猫たちのキュートでパンクな姿は健在で、すくすくと育っている姿もあり、後半で成長したシャンティーやパンク。そして、かねてから町田家にいる奈奈やエルの姿も確認することができてずっとこのシリーズを呼んできた自分としては、どこかほっとするものを覚えたのでした。

  • ものすごくおもしろい。
    除霊クリーナー、私も欲しい。

  • 猫と好きな著者が引っ越しに奔走する話。

    猫好き中心の生活。

  • 猫の世話や引越しで忙しそうなのに、よくあれだけの小説を書けるものだね。

  • 例によって楽しいエッセイでした。

    ねこにもひとにも、上手く行こうと思ったら
    焦らないこと、相手の身になって考える事。
    優しくなること。

    でもね、言葉で言うほどうまくいかない。

    だから私達は、ねこのあたたかい背中撫でて
    幸せになるのでしょうか。

    それを思い出すために。

    なんて。
    感傷的な言葉はともかく。
    町田さんと奥様のやりとりも、私は最高に好きなのです。
    夫婦ってこうだよなあ。きっと。

  • 内容は面白いけど文体がくどくて読みづらい

  • のほほんとする。
    猫やっぱり飼ってみたいな。
    人間ではない生き物と心通わせてみたい。
    和むだろうか。

    お話はグタグタしている感もあり独特の独り言っぽい言い回しもあり、私には読みにくいと思うパートもありました。

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著者プロフィール

一九六二年生まれ。作家。
高校時代より音楽活動を始める。
九七年『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、〇〇年『きれぎれ』で芥川賞、〇五年『告白』で谷崎潤一郎賞、〇八年『宿屋めぐり』で野間文芸賞など受賞多数。

「2021年 『東山道エンジェル紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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