空打ちブルース

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (1)
  • (3)
  • (15)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 42
感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169479

作品紹介・あらすじ

「四流高校生」と自嘲する16歳の少年ケージュンは、自分にはしょせん明るい未来も夢もない、と自分の運命を淡々と受け入れているのだが…。おれの目的地はどこだろう。そこには誰がいるんだろう。第51回講談社児童文学新人賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • むむむ。

  • 急き立てられる本です。
    すごく純粋に生きている主人公を見てると、自分が恥ずかしくなります。
    もがいてるけど、できない。
    そんな感じがスッと心に響いてきて、なんか泣けます。

    (引用)
    バスから降りるとき、おれたちは必ず運転手に「ありがとうございましたぁ」と言う。そりゃ、「ざーっす」みたいな省略形だけれど、これを言わなくなったら、おしまいだなとも思う。


    「やっちゃんにはないか。わかってんのにできないとか、わかってんのにどうしようもないとか、そんなことはないか。」

  • 空打ちって、レジに打たないってこと。
    ちょっと期待してただけに、展開は微妙

  • 最近よくある、ぶっちゃけな語りをする一人称。そこにひっかかりもある。けど、登場人物たちも作者も押し付けがましさがまったくない。抜け出せない貧困の中にいる少年のリアルさがするりと迫ってくる。軽い文体で必死に生きている感じが現代らしい気がする。

  • 面白かったです。
    いろんなことを乗り越えて
    人間は成長して行くのだな、
    と思いました。
    素直になれないけど
    良い高校生たちの物語。

  • からうちってそういうことね。
    今ひとつ

  • 4流高校に通うおバカな男子高校生、ケージュンは不良じゃない、でも夢もない、どうしようもない現実にのみ込まれている。ロクでもない不良高校生をみかけたら想像してみて欲しい、どうしようも無い現実からオトナが救ってあげられる道があるはず。爽やかな青春小説でした。

  • 悪い先輩にそそのかされ、バイト先のレジで空打ちをやっちゃう高校生くんのお話。
    自意識過剰ぶりが高校生男子っぽくてとても良い。

    「わかってんのにできない。わかってんのにどうしようもない」
    という気持ちには共感できる。
    共感できるんだけどね~、もうちょっとしっかりしなさいよ、とは思ってしまったわ…。

  • 第51回講談社児童文学新人賞受賞作。
    すかすかすぎて3、40分で読めてしまった。びっくりするほどすかすか。
    空打ちブルース、をそらうちと読んでて、あぁ爽やかな話かなぁとおもってたら、からうちブルースで、レジを通さない話でした。
    いくら四流だからといって、高校一年生ってこんなに無知だった!? バカだった!? と目を疑うようなものばかり。最初の銀行口座のはなしのくだりからね。
    例年の講談社児童文学新人賞とはちょっとちがったかなー。これは選考員変わったことにも関係しているのかな。

  •  タイトルを見て、なんとなくスポーツのさわやかな話だと思っていた。ろくでもない先輩にそそのかされたとはいえ、バイト先でレジを“空打ち”…それってまるっきり犯罪…。さわやかなスポーツ物だと思っていたのは、私の勝手な誤解だったのだが、落差が大きすぎて…。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

作家。1957年、北海道札幌市に生まれ。北海道教育大学卒業。小学校教諭をつとめた後、童話・児童文学を書きはじめる。『爪の中の魚』(文渓堂)で第1回ぶんけい創作児童文学賞佳作、『空打ちブルース』(講談社)で第51回講談社児童文学新人賞受賞。そのほかの主な作品に、『シャインロード』『行ってきまぁす!』『とびばこバーン』『空をけっとばせ』(以上講談社)、『ドーナツの歩道橋』(ポプラ社)など。日本児童文学者協会会員。北海道子どもの本連絡会会員。「季節風」「まほうのえんぴつ」同人。

「2021年 『Fができない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

升井純子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする
×