化合

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 322
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169820

作品紹介・あらすじ

板橋区内の公園でイベントサークル主宰者が刺殺された。乱れた男女関係、バブル期の借金を取り立てる金融屋、男が執着して通った六本木のキャバクラ嬢…。スピード解決を目指すエリート検事は容疑者を固めた。検事主導の捜査本部に、若き警視庁捜査一課刑事は抗えるのか。時は1990年、科学捜査の夜明けを迎えようとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • 自白だけで犯人だと決めてしまうなんて信じられない。
    いつもとは違う状況で迫られれば、窮屈な状況から開放されたいがためにやってもいないことをやったと言ってしまいそう。
    物的証拠で判断してもらいたいものだ。
    そんなことを考えると科学捜査の発展ってすごいわけだ。

  • STシリーズでお馴染みの菊川を主人公とした物語。
    検事VS刑事の駆け引きが展開される。
    これと言って盛り上がりもなく、展開も無難。
    でも、この菊川が出会った事件がきっかけで、STが結成されたと思うと、最後にちょっと愛着が生まれる。

  • 一気読みという点では間違いなく合格点の作品です。読み終えた後「また、今野さんにしてやられた」とそんなことをふと思いました。

  • 板橋区内の公園でイベントサークル主宰者が刺殺された。

    容疑者はバブル期の借金を取り立てる金融屋、被害者が執着して通った六本木のキャバクラ嬢、それを巡る男女関係に絞られていく。

    しかしスピード解決を目指すエリート検事は容疑者を固めた。検事主導の捜査本部に、若き警視庁捜査一課刑事は抗い、真相をつきとめられるか!?

    時は1990年、科学捜査の夜明けを迎えようとしていた。

    冤罪が生まれやすい時代背景に、科学捜査の必然性を説く事件がテーマに。

  • 菊川が主役の番外編。同期を読んでいる錯覚に

  • 若手刑事が冤罪を防ぐために頑張るお話・・・かな。

  • 科学捜査の夜明け。
    「化かし合い」を掛けているのか。
    検事の暴走は怖い。冤罪を生みかねない。
    検事を説得するために事実を集めた刑事も良かった。
    私情を挟んだことを詫び、非を認めた検事も良かった。
    犯人のホステスも刑事に声を掛けられて救われた部分もあったのかもしれない。

  • STシリーズのアクセントになっている菊川と三枝の若き日を描いた作品と言う点で楽しめた。話は悪くないけどありがちな印象で、彼らを知らない人だと評価の星が一つ減るかな。

  • 面白くない。菊川目線での、各登場人物批評が、相当にうとましい。

  • STシリーズのスピンアウト。菊川と三枝が若かりし頃の話。何故STが出来たかが明される。でも、そう云うことを置いておいても、今野さんらしいテンポのいい話で楽しめます。最近、と云ってもこの作品は4年前、11年の作品ですが、検察の悪がテーマの話、多いよねえ。頑張れ、キムタク!

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著者プロフィール

今野敏(こんの・びん)
1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家に。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。また「空手道今野塾」を主宰し空手、棒術を指導している。近著に『黙示』『オフマイク』『帝都争乱 サーベル警視庁(2) 』などがある。


「2020年 『エムエス  継続捜査ゼミ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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