大江戸釣客伝 上

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 165
感想 : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169998

作品紹介・あらすじ

最古の釣り指南書『何羨録(かせんろく)』を著した津軽采女(つがるうねめ)を中心に描く、釣りに憑かれた人々の活躍。元禄の世の釣り勝負の妙、名人の業。絵師朝湖と俳人其角が釣り上げた土左衛門の正体は!?

感想・レビュー・書評

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  • 久々に夢枕さん読みました。淡々と

  • 綱吉の時代、宝井其角、多賀朝湖のコンビや津軽采女、ふみ屋こと光圀公、等等、釣りを語りながら政道を語る。なかなかに面白い。

  • 徳川将軍綱吉の時代…生類憐れみの令に泣かされながらも、それでも釣りを愛した男たちの物語。
    水戸光圀も、お忍びで釣り仲間だったりする。

    私はどっぷりとは浸かれなかったが、もっとこの作品がある、ということを広めていきたい。
    絶対どハマりする読者がいるはずだ。

  • 最近時代物は元禄時代のものを読む事が続くなぁ。生類憐れみの令を釣りの面から見るとこんなにひどいことになってたとは、というか、どの面から見てもひどいんだけどね。釣りにはまると奥が深いというか、とどまりがつかないのは江戸時代も今も同じか。

  • 釣りがしてみたくなるねー。
    何がそんなに引き込むのか。

  • 20120610 釣りを通して元禄の世相を表現している。釣り好きでなくても引き込まれるのは時代設定が良いから。さすが!

  • この夢枕獏の物語を読んでいると「生類憐みの令」というのは夢枕が創り上げた小説のように思えてしまう。
    そのくらい今考えるととんでもない御触れだったのだと思える。
    しかしわたしたちはこの「生類憐みの令」が将軍綱吉が行った本当の事である、と日本史で昔習った。
    本当にほんとうなのであろうか。
    釣りをしてはいけない、などということが。

  • 釣りの話。かと思えば、綱吉とか吉良とか光國公とか歴史的に楽しく読める!
    さすがな夢枕獏さん!

  •  最古の釣り指南書「何羨録」を著した津軽采女を中心に、絵師朝湖(英一蝶)と俳人其角らが釣りを楽しむ話。
    登場人物の生き生きとした描写がいい。釣りをしたことがなくても、したことがある人は尚更釣りが好きになりそう。
    光圀,吉良上野介などの魅力的な人物や、将軍綱吉が出した「生類憐みの令」が釣りにどう影響を与えてくるのか...下巻も楽しみ。

  • 舞台は江戸。テーマは釣り。でもやっぱり獏さんらしい文章構成で安心して読める。獏さんの作品が好きなら、釣りに詳しくなくても楽しめます。資料を基に念密に組まれた構成が面白いです。

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著者プロフィール

1951年神奈川県生まれ。東海大卒。77年「カエルの死」でデビュー。『キマイラ』『闇狩り師』『サイコダイバー』『陰陽師』などの人気シリーズを持つ。『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞。『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞。『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞。近年、菊池寛賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、紫綬褒章を受章。

「2022年 『宿神 第二巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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