諏訪の妖狐 はやぶさ新八御用旅

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 56
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170062

感想・レビュー・書評

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  • 隼新八郎のシリーズは昔好きだったが、最近あまり読んでなかったので久しぶりに読んでみたが、なんだかまるで面白くなかった。事件を解くために旅に出て、もっと中盤終盤と展開していくはずだと思っていたのだが、正直わざわざ旅立つ必要もないような内容のまま終わっている。

  • うーん、設定、展開の強引さが目立ち過ぎ。章は「発端」「展開」「終幕」と分かれるが、発端の事件の謎がそもそも結果的にあまり意味がない。偶然の出会いは、あまりにも不自然。読み終わると、あれ、あの問題は?と疑問すら出てくる。エピソードを絡ませと言うより、切り貼りしてって感じ。不満が残る。

  • 平岩弓枝の『はやぶさ新八御用帳』シリーズ10巻、『はやぶさ新八御用帳』シリーズ4巻に続いて、「小説現代」の連載をまとめた最新作。

    南町奉行根岸肥前守の内命により、内与力(累代の奉行所勤めでなく、旗本根岸家の家来)の隼新八郎が甲州街道を旅する。
    御家人の左遷先といわれる甲府勤番士が、殺され、失踪した事件を内偵するためだが、いくつかの事件をつなぐ糸の先に幕府財政を揺るがしかねない大事件が見えてくる。

    甲州街道をモチーフにしたため、街道の終点下諏訪まで行く理由に、諏訪一族の姫で征服者武田信玄の妻にされた諏訪御料人の末裔の姫が250年後にいて武田(?)の残党にかしづかれている、という無理な設定をしていて、ストーリーを彩っているというよりもややこしくしている。

    登場人物の描写とその思惑をさらりと書き流す平岩流の文章は健在。

  • 山梨などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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